丹 沢 通 信

No.78  2004.12.18.

△tanzawa report

久しぶりの鍋割山、初冬でいろいろ発見

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山麓の農家の前で


 12/14日(火)、久しぶりに鍋割山に行きました。渋沢駅発7:40のバスで大倉へ、乗客はハイカーの3人だけ。
 橙色のハッサクが沢山成っている農家の庭先で、白い煙が緩やかに流れます。作物の残骸でも燃やしているのでしょうか。 こういう風景は身近では見られなくなりました。
 二俣への西山林道を歩きます。山の中腹には白い枯れ木の中に、色が一段と深くなった紅葉が見られます。 残秋、こんな言葉はありませんがそんな感じです。

鍋割山山頂からの富士山


 二俣の沢水がやや増水していましたが直ぐ上流に丸太3本に板を打ちつけた橋が架かっていました。ここは 石伝いの渡渉場でしたが橋は有り難いです。

鍋割山から小丸への尾根道で、
丹沢の象徴ブナ、左の山は蛭ケ岳

 朝は厚い雲に覆われていたのですが登るに連れて雲が切れ、鍋割山山頂では青空となりました。富士山は霞んで 光のもやの中にやっと見えました。

 山頂で休憩後、金冷シへの道を辿ります。この道は好きな尾根道です。 道の左右は枯葉が一面に敷かれ、目を上げると裸の木々がすっきりと伸びています。葉があるときは気が着かな かったのですが樹木の高さに驚き、しっかり張った枝の力強さに感心しました。

 尾根道を振り返ると枯れ木の間から鍋割山荘の裏が見えます。失礼ですが表からは予想もつかない、ちょっと しゃれた外観です。建物の左端濃緑の建物が公衆トイレです。テラスのように前庭が広がっているように見 えます。冬だからみられたのです。

裏から見た鍋割山荘


 尾根道を行きますと、これも夏には気が着かなかった大倉尾根から三の塔、大山の尾根が眺められます。

手前明るい斜面が大倉尾根で左端が花立山荘、右の峰が三ノ塔、その左上が大山

 尾根道の右側(南側)にはアセビの花芽が沢山ついています。春はさぞ見事な花をつけるでしょう。春先の雪に やられないことを願うだけです。

 金冷シから花立尾根の手前でもう一つの発見がありました。塔ノ岳の東の涸れ沢に黒い岩が見えるのです。縦 に模様があり、ブロックを積み上げたようにも見え、単なる岩の模様にも見えます。遠距離で葉を落とした枝の 間から望遠撮影したのですが判然としません。砂防堰堤を築いたとも思えませんが疑問として残ります。
 花立の尾根から大倉の尾根を下ります。朝は曇天でしたが真鶴半島がはっきり見えました。 今の駿河湾は晴天ですがもやの中です。

 朝のバスの乗客数が示すように今日はハイカーが少ない日でした。金冷シまでに行き交った人は数人です。 大倉尾根ではさすがに多くなりましたが、それでも大倉からのバスも乗客は十人前後でしょうか。初冬の静寂 な山行でした。

高尾山大見晴台からの落日の富士


 ここから付録です。山のベテランのNさんからメールで教えて下さった情報があります。冬至前後で高尾山 から見る入り日が丁度富士山山頂にかかるそうで、ケーブルカーも運転時間を延長するとのことでした。
 12/16に天候がよさそうなので急に思い立って午後から出かけました。落日は富士山頂の 右端あたりで、しかも雲が邪魔しています。いい写真は撮れませんでした。数人の方が望遠レンズをつけた カメラを構えていましたが・・・・
 ケーブルカーは18日から23日まで午後6時まで(今の季節は通常5:15まで)です。

 丹沢通信74号で荻野高取山などの稜線が採石により削られる恐れがあると報告しましたが、その後の状況 などは「西山を守る会」のHPに掲載されています。ご覧下さい。
     http://www.geocities.jp/tanabe_chiyo/

 最後にお詫びです。第76号で地名の誤りがありました。
 荻野(オギノ)を萩野(ハギノ)と誤って書きました。お詫びいたします。
(終わり)

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