丹 沢 通 信

No.69  2004. 4.28.

△tanzawa report

坪山のヒカゲツツジ

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ヒカゲツツジ

 4/25(日)に、友人の紹介で知った坪山に登りました。何とかヒカゲツツジに間に合い、イワウチワ は僅かに残り、その代わりイワカガミが咲き始めています。
 中央線上野原から飯尾行き富士急山梨バスで約50分、終点近くの御岳神社前から南に急坂を登り、 坪山山頂からは西に尾根伝いに降りるコースです。北からの登山道は途中から東コースと西コース 別れ、急坂の西コースにたくさんの花が見られます。

ヒカゲツツジ

 上野原からのバス停は大勢のハイカーでした。バス停には奈良倉山ハイキングの案内のほかに手書き の坪山ハイキングの1枚の案内があり、頂戴しました。
 バスは臨時増発便で席が埋まり次第に出発です。 町を通過して山に近づくと藤の花が盛りでした。御岳神社前のバス停を降りてきれいな沢を渡ります が流れの中に魚が泳いでいます。一緒に降りた方からヤマメと教えてくださいました。神社の鳥居 横から直ぐに登り道です。

僅かに残ったイワウチワ

 杉林、畑跡、桧林と続きます。ヒトリシズカがきっそりと咲いていました。 小さな尾根に出てそのまま急坂の直登となります。ロープが所々に張られています。
 「ヒカゲツツジ、イワウチワの原生地」という標識が現れるのですが、咲いた跡、山頂近くになっ てやっとヒカゲツツジが見事に咲いていました。6年前両神山の八丁峠で見てからです。
 イワウチワはほんのチョッピリでした。その代わりイワカガミが咲き出します。まだ蕾が多いので これからが楽しみです。

イワカガミ

 登り始めてから1時間半で山頂(標高1102m)です。360°の展望は見事で北は三頭山、南は富士 です。何時も丹沢から見る富士と違って宝永山のこぶはありません。その右手には三ツ峠山も見えま す。ここまでミツバツツジは多く見られましたが山頂でちょっと変わったツツジを見つけました。 図鑑で調べたらコバノミツバツツジに似ています。
 大勢のハイカーで賑わう山頂から阿寺沢方向に下ります。少し下ると起伏のある尾根道が続きます。 こちらの方は花が極端に少なくなります。
 道には案内板が数多く設けられ迷うことはありません。下山後1時間余で「りゅうび館」と阿寺沢の 分岐になります。「りゅうび館」への道を辿ります。下に近づくとチゴユリ、イカリソウが咲いています。 エイザンスミレも数は少ないのですが見られました。ヤブレカサは殆ど開いていました。

坪山山頂からの富士

 山頂から2時間弱で「羽置の里・びりゅう館」に着きます。ここは県が建て町が運営する多目的施設 です。この前にバスが4台止まっていました。全部増発バスです。既に1台は出発した後で、かなり待 って席が埋まり出発しました。待つ間にバス会社の方のお話を伺いました。
 上野原のバス停にあった手書きの坪倉山ハイキングの案内はこの方が書かれたのです。ヒカゲツツジ の咲く西コースは地元の方しか知らなかったのを、運転手さん達がロープを張り、案内板を立て、ゴミを 拾って道を整備するようになって4年目だそうです。これまでは急坂なので入る人も少なく、植生が保た れていたそうです。今年は12-3日頃が見頃で、毎年違うそうです。営業所に電話すれば見頃時期を連絡 して下さるそうです。
富士急山梨バス上野原営業所 0554-63-1260
往路のバスでは運転手さんから下山路を阿寺沢へ降りないようお願いされました。農家の庭先に降りる ので苦情もあり、「りゅうび館」の道を勧められました。また人数が纏まればハイキング用にバスを仕 立てますと例をあげて説明されまして、熱心でした。

登山道分岐点でツクバネウツギ

杉林の中のヒトリシズガ

コバノミツバツツジ?

チゴユリ

イカリソウ

ヤブレガサ

 最後に「びりゅう館」の呼称について町役場に照会しましたら次のような回答をメールで頂きました。
 「羽置の里・びりゅう館」の「びりゅう」ですが、上野原町西原地区を流れる鶴川の支流「美流沢」 にちなみ、平仮名で「びりゅう」としたようです。
 また、「羽置の里」については、平安時代に西原地区にあった「羽置庄」とよばれた庄園に由来す るものだそうです。鶴が羽を休めた場所という説もあり「人々が安らげる場所」という願いが込めら れ、公園全体の総称となったようです。
 ちなみに名称については、地域住民からの公募により決定されたようです。
 照会しましたら直ぐに返事を頂きました。ありがとうございます。
(終わり)

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