丹 沢 通 信

No.67  2004. 4. 4.

△tanzawa report

大倉尾根のダンコウバイは何処?

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大倉尾根で僅かに見つけたダンコウバイ

 毎年3月には大倉尾根でダンコウバイの黄色の花が咲き、丹沢に春の到来を教えてくれます。 今年もダンコウバイを求めて2度大倉尾根を歩いた報告です。

 最初は3/13(土)、大倉尾根を登りましたが見晴茶屋の先でダンコウバイを1本見つけました。 しかし花がまばらでダンコウバイらしくないのです。季節が早すぎ、これから咲くのかと思いました。

金冷シ−塔ノ岳中間で吹雪いた跡

 数日前に雪が降ったのでしょうか塔ノ岳の手前では木々の片面に雪が貼り付き吹雪きの跡が見 えます。しかも予報に反して曇り、気温も下がります。塔ノ岳山頂では冷たい風が強く、急いで 昼食を終え、表尾根からヤビツ峠に下りました。
 塔山頂から表尾根で数頭の鹿を見ました。山頂では人が近づくと餌をねだるようにロープ まで寄ってきますが決してロープを越えません。尾根道では私が寄っても地面を掘るように顔を つけて何か食べている鹿がいました。草が少なく、草の根や苔を食べているのでしょうか。別の 場所では私を警戒してやや早足で逃げる鹿がいました。警戒して逃げる時は尻の白毛を広げるの ですね。何れも若い鹿で牡鹿は1頭だけでした。
 尾根道では強い南風がガスを交え冷たく、積雪混じりの泥んこの道も途中までは半分凍り冷た い山行でした。

大倉バス停前のモクレン並木


 2度目は3/28(日)で前回とは違って暖かな日です。渋沢駅からバスで大倉に行く手前白モクレンの並木に気づきました。 まだ木は若いようで花が少ないのですが将来が楽しみです。

大倉尾根西斜面の道

 昭文社の地図では二俣への西山林道の入口、国定公園表示板の近くから右に入り、大倉尾根の 西側山腹を巡って一本松の手前まで尾根道と合流する点線で書かれた道があります。何か変わっ たことが見られるかと期待してこの道を初めて辿ります。国定公園の標識と、一般車通行禁止の 標識が地図とは逆になっているようで、林道から入る場所にちょっと迷いましたが林道と平行し て山腹の道があります。 途中で間伐作業をしている場所を越えますと、道には鹿の足跡だけになります。道はだんだん細く なり、迷う処もあります。色はあせていますが赤い標識が数カ所あり、確かに登山道です。 道は続きますがだんだん怪しくなってきます。

幻の登山道で見かけた桜、花が小さく白っぽい

 最後は林道の石垣に遮られました。この林道は西山林道の尾関先生の像の手前のゲートに達する 短い林道で車の跡も殆どみられず使われていないようです。目指した脇道は結局見失いました。

二俣からの尾根道の富士

   二俣のちょっと先から尾根道を登り二俣分岐を目指します。登るにつれてごく僅かの残雪が現れ、 それがだんだん多くなり、日に溶けて道に流れ、道は泥んこです。二俣分岐の手前で富士を見ながら 昼食休憩。この道ではアセビが沢山見られ処ですが(丹沢通信No.38)、いまはつぼみです。
 分岐から金冷シに向かいますが大丸付近からの下り道は滑りやすくなっています。

花立からの蛭ケ岳(左端)


 金冷シから大倉尾根を下りダンコウバイを探します。
 昨年は尾根道で何本も見られたダンコウバイが全く見られないのです。尾根道から左右の斜面を探し、 やっと見晴茶屋の手前(上)の尾根道の西斜面で見つけました。でも花が少ないのです。ダンコウバイ はどうしたのでしょうか。

 もう一つのさがしものは朝見失った脇道です。この脇道の出口は大倉尾根の一本松の手前(下)と、 前に書きました。この脇道は下から登って見失いましたので、大倉尾根の下りで出口を探したのですが、 それらしき道は見つかりません。結局幻の脇道となってしまいました。

見晴茶屋の上の尾根道から西斜面を覗いて見つけたダンコウバイ


 何方かこの脇道についてご存知の方は教えて下さい。

 最後は読者からの情報です。大月市が選んだ「秀麗富岳十二景」のことは丹沢通信No.46に掲載しま した。山岳写真家として有名な白旗史郎さん撮影の富岳十二景のパンフレットを大月市が発行しております。 電話で商工観光課に電話で申し込むとこのパンフレット送って頂けますと教えて下さいました。
 私も電話でお願いしました。十二景は季節、時刻、植物などそれぞれの変化に富んだ素晴らしい写真 です。しかもガイドマップ付きです。(0554-22-2111(代))

 もう一つ、読者から教えて頂きました。
前回の丹沢通信で高松山が田中澄江さんの花の百名山にないと書きました。お許しを得てメールを引用します。
>  NHK衛星放送で放送された「花の百名山」の中に「高松山」キブシの花と
> して放送されました。この放送は田中澄江様の「花の百名山」「新・花の百名山」
> を原典にしてそこに登場しなかった山と花を加えて、百名山として放送したものだそうです。
どうもありがとうございました。
(終わり)

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