丹 沢 通 信

No.60  2003.10.25.

△tanzawa report

シモバシラ(植物)の花を探して高尾山へ

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花の咲いているシモバシラの群生


 昨年末の丹沢通信47,48号でシモバシラという植物の枯れた茎に生じる霜柱を報告しました。今回はそのシモバシラの花を探しに行きました。花も目的ですが、植生分布や生育状況を見て今冬のシモバシラ観察の下調べでもあります。
 目的地は一丁平、経路は京王線高尾山口から稲荷山コースで登り、帰途は城山、小仏峠を経てJR相模湖駅です。

シモバシラの花


ケーブルカーの駅"きよたき"から直ぐに階段、やや急登の滑りやすい道を登り尾根にでます。尾根道が続きますが起伏の少ない広い道で左右は桧林や雑木の気持ちよい道です。高尾山山頂には寄らず巻き道でモミジ平への道を歩きます。

一丁平への登り道周辺で花の過ぎたシモバシラ


 茶店に飾っている写真に霜柱があるので店の方に聞きますとこの辺りでも結構見られるということです。ここから下ったところで花の咲いているシモバシラを見つけました。
ここからは暫く見られません。ところが一丁平への登り道に差し掛かると驚くほど沢山のシモバシラが群生しています。但し花は終わっていました。
 今回の山行の目的は達成しました。場所によって花の時期が多少違いますが、幸運にも最初に花を見ましたので、後からの花の終わってシモバシラも同定できました。

まことに風雅な野点

 一丁平から城山へ、ここでは丁度昼食時間で、入れ替わり立ち替わり大勢のハイカーがで休んでいました。小仏峠の道は滑りやすい下り道です。小仏峠から相模湖への道には相模湖町で「旧甲州街道」の標識が幾つか建てられています。下った所が旧小原宿で11月3日の大名行列の旗が道路に沿って立てられて、旧本陣屋敷では行事の準備中でした。

一丁平の紅葉


 今回の山行で一番感心したのは野点を楽しむ方がおられたことです。 稲荷山を越えたところで、南側が開けた場所にベンチがありまして、その一脚に緋毛氈を敷き、茶道具を隔てて客用の小さな緋毛氈を敷いて丁度お茶を点てるところでした。前に紅葉、背にススキです。「わ! 優雅だねー」と思わず叫びますと、どうぞと言って客席を勧めます。お誘いはありがたかったのですが先を急ぎますので断って写真だけを撮らして頂きました。

 高尾と言えば紅葉ですが未だ少し早いようです。でも場所によっては紅葉が楽しめます。これからハイカーが多くなるでしょう。山では相変わらず熟年が多いのですが若い方や家族連れも多く割合賑やかでした。それと走っている人が多いですね。

ユウガギク ?

ヤクシソウ

サラシナショウマ

アザミは種類が多いので同定は難しい
ご存じの方は教えて下さい

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