丹 沢 通 信  No.57  2003. 9.14.
大倉尾根道のモミジに異常 暑さが原因?
大倉尾根の道筋でマルハダケブキ

 先週は暑さに負けて烏尾山から敢えなく退却でした。週末に日光方面でミニ・ツアに参加予定なのでトレーニングに鍋割山に行きました。
 天候は晴れ。6:48 渋沢始発バスで大倉へ、ほぼ満席です。大倉のバス停横で朝食、今朝はいつも賑やかな雀も燕も見えません。7:23 大倉バス停から出発します。シーズンになると西山林道では数多くの車に追い越されますが今朝は車が少ないです。
 林道が沢の上流方向に開けている場所があります。ここから谷の上方を見ますと連なる尾根の高い所に白っぽい建物が見えます。これまで見たこともなかったのです。鍋割山の方向ですが山荘とも思えません。昨夜鍋割山山荘に泊まったという方が降りてきましたので尋ねましたが、その方も分からないようでした。右下写真。

西山林道から見える鍋割山山頂の建物
 8:48 二俣、沢の水はやや多いようです。9:15 ミズヒ沢、ここからがいよいよ登山道です。
 登ると手入れのよい杉林を通ります。杉林は背が高く適度に日が遮られ、下はよく刈り取られて落ち着いた空間が広がる気持ちのよい場所です。ここに小さな白い花をつけた草が沢山見られます。花そのものは地味ですが、ほの暗い杉林の下で咲く白い花は目に和ませます。
杉林の下に咲く小さな花

 9:47-53 後沢乗越 尾根ですから風が涼しくオレンジを食べて小休憩です。
 11:03 鍋割山山頂。ハイカーが約30名。ここで林道から見た建物の正体が分かりました。山荘の南側がフェンスに囲まれ土木工事中で、その南端に仮設作業用小屋があるのです。山頂の端にあるので下から見ると高い建物のように見えたのです。丁度山荘のご主人が出てこられたので聞きますと県の仕事でトイレを作るとのことでした。
 山荘南側の草原で昼食休憩。ここは鹿の糞が多いところですが工事中で鹿が寄りつかないせいでしょうか、いつもより少ないようです。

 金冷シへの尾根道ではガスが南から流れてきました。斜面を強い風に乗って流れてきます。このガスも小丸まで。12:11 小丸、12:36 大丸。この両地点の標識についてはNo.52で書きましたがどうも釈然としません。標識について言えば古い標識では矢印で示す地点までの所要時間が書かれていましたが、新しい標識では距離が書かれ、時間が書かれていません。登山者にとって距離よりも時間の方が便利だと思います。スイスでもフランスでもアルプスのハイキング道では案内標識は所要時間が書かれています。
いつも見ているなじみのブナです

 鍋割山から金冷シまでの尾根道は倒木、それも細い倒木が多くなったように思われます。ブナは尾根の北側で頑張っており、安心感を与えます。
 12:49 金冷シ、ここから下ります。13:03 花立小屋。相模湾に真鶴半島が突き出てその向こうに初島、伊豆半島がぼんやりと見えます。
 大倉の尾根道から少し外れて桧の下でマルハダケブキが咲いていました。ちょっと遅咲きですね。最上部の写真です。
 大倉尾根の道には昭和59-62年にボランテアによって植えられたモミジがあります。それが今年は葉が枯れているのです。大きな樹の下のモミジは青々とそているのですが日が射す場所に伸びている枝は葉がチリチリに枯れています。木陰のモミジに異常が見られないのすから9月までの暑さのせいでしょうか。今年の紅葉が心配です。
 15:32 大倉バス停着。山中ではそれ程多くないのにハイカーで満員のバスで帰りました。

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