丹 沢 通 信  No.42  2002. 7.30.
書策(カイサク)新道から表尾根へ
ヤマボウシ

3週間過ぎの遅い、遅い配信です。もう山の姿が変わっているでしょう。 というのは私のパソコンがダウンして、修理して戻ったらご丁寧にもう一度ダウンしてバックアップも不完全で パソコン環境を整備しながらの作業というわけでで遅くなりました。 蛭の情報もありましたのでたいへん遅れましたが配信します。

梅雨の季節ですから雨の予報が多いのは当然ですが、これが傘マークから雲マークに移り、 そして当時は青空は半分で日差し強い、など転々と変わり山行の予定が立てられません。 7月の6日(土)の天気が予報に反し良かったので急遽7日(日)の山行を計画しました。

行き先は今まで歩いたことのない書策(カイサク)新道と決めました。 昨年あるグループの山行で大倉尾根から天神尾根を下って、林道に降りる手前で書策新道の標識を見つけました。 それ以来機会があればと狙っていたのです。

小田急渋沢駅7:48の始発バスは座席がほぼ満員でした。大倉バス停でいつものように朝食後、7:25 バス停出発。 滝沢園で水無川を渡り林道へ。このながい長い林道を歩くときは、追い越してゆく車が少々恨めしい。

新茅山荘前の広場には数台の車が駐車していました。林道終点の戸沢山荘には駐車場には多くの車があり 川原が家族連れの憩いの場になっているようです。そのすぐ上に県立戸沢休憩所があり、ベンチと水洗トイレ、 それと入山届を入れる箱があります。

8:54 県立戸沢休憩所を出発。すぐ右手に行者岳西の尾根への登り道があります。 更に進むと左手に閉じられたような本谷山荘がありその先に書策新道の標識が右手にあります。 左にそのまま行けば天神尾根から大倉尾根への道です。この分岐点は前に一度見ておりましたので分かりますが、 初めての方にはわかりにくいかも知れません。

9:02 書策新道の標識から砂防ダムの堰堤の上に出て沢を僅かに上って更に次の堰堤の下で沢を石伝いに横切ります。 この沢は地図(昭文社:山と高原地図:丹沢)源次郎ノ沢と思いましたが別の沢のようです。
ガクウツギ

書策新道は初めての道なので詳しく記録を取るようにしたつもりでしたが地図に記載されている沢も同定に確信が持てず、 しかも記載されていない沢も幾つかありますので記録を整理する段階で自信がなくなりました。 白竜の滝も見落としました。以下は不正確を承知でお読み下さい。

上に述べた沢を越えて山腹を登りますとまた沢になり、この沢を石伝いに登ります。 「源次郎沢入口、本谷F5近道」の標識があり、それに書策新道の書き込みががあります。 この標識に従って左手に登ると小さな尾根になりこの檜林の尾根をジグザクに登ります。

尾根の左右に沢音が聞こえますが登るにつれ尾根の右側(東側山腹)を辿るようになります。 檜林をすぎて雑木林の道になりまた檜林の縁を辿ります。道は緩やかな傾斜です。

9:45、9:50と小さな涸沢を越えます。前者には丸太を組んだ橋があります。9:55水の豊かな沢を渡ります。 対岸は土嚢を積みロープを張った急勾配の道が少し続きます。10:02に尾根の反対側に出ます。 10:12視界が開け秦野の町が見えま、間もなく笹の茂った道になります。

10:28 水の豊かな急な沢を渡ります。10:37小さいが流れのある沢を登りながら渡ります。 登る途中に左手の道に迷い込みましたが小さな滝で行き止まりでした。引き返して元の沢を登ります。 するとY字型に右に涸れ沢があり、矢印に従って涸れ沢を斜めに横切って左側山腹を登ります。 10:50 1235m書策小屋まで30分の標識。11:04古い木の梯子、11:20頃書策小屋の裏に出ます。

ご承知のようにこの書策小屋のご主人が開いた道が書策新道なのです。主人のお名前から小屋と道を名付けました。 丁度小屋のご主人が出てこられたので書策新道をいつ開設されたのか伺いますと平成元年とのことでした。

登るとき晴れていた空もいつの間にか曇り時折ポツポツと雨が落ちて来ます。尾根は風が強く寒いくらいです。 11:58行者岳、12:26-51頃烏尾山荘下で風をよけて昼食。以下皆さんよくご承知の三ノ塔、二ノ塔を経て 14:50ヤビツ峠バス停につきました。

書策新道は予想外に傾斜が緩やかです。展望が開けるのは1カ所ですが、沢から沢への樹陰の道です。 蒸し暑いかも知れませんが夏向きと思います(少なくとも尾根道よりは)。

書策新道で行き違った人は男性が3人、追い越されたのは2組4人でした。 この道は歩くひとが少なく静かな山行が楽しめます。

花はヤマボウシを期待したのですがやや盛りを過ぎていました。ウツギとノリウツギが識別しにくいのですが、 咲いているのは少なく、多くは花が落ちていました。一輪だけオダマキを道端に見つけました。

ヤビツ峠に着きましたらバスの出発まで1時間ありました。道の向こう側に飲み物を売る店があります。 私はビール、家内はコーラを時間をかけて頂きました。今回初めて分かったのですが空き缶を返しにゆきますと 回収箱から10円が帰ってきました。缶代をデポジットしていたのですね。 缶を踏み潰しますと回収箱の穴に入りませんからご注意を。

読者の方から山蛭対策の情報を頂きました。イカリ消毒という会社がヤマビル忌避剤を使った薬品、 その名もずばり「ヤマビルファイター」を売っております。詳細は次のアドレスの「i shopp」で、 実験結果も掲載しております。

 http://ikari.co.jp/

この情報をお寄せ下さった読者からのメール、と私との交信録もパソコンのHDと共に消滅してしまいました。 情報をお寄せ下さった読者の方、お名前が分からず申し訳ありません。

丹沢通信39号に掲載しましたが、北丹沢センターが9/7(土)−8(日)に旧原小屋跡の残骸撤去のボランテァを募集しております。受付は 0426-87-4011 へ。

この丹沢通信に写真を貼り付けて印刷したのが塔ノ岳の尊仏山荘、蛭ケ岳の蛭ケ岳山荘、 北丹沢の神ノ川ヒュッテにファイルにとじられ閲覧できるようになっております。小屋で休まれる時にでもご覧下さい。

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