丹 沢 通 信  No.27  2001. 7.10.
霧雨の表尾根
ウツギ

下旬に川崎山岳会の引率するツアーに参加します。その足慣らしに7/7(土)表尾根を歩きました。天気予報が前日の夕方になってから雨→曇りに変わったので急いで準備。(と言っても弁当やお茶を準備するのは家内で私はザックを押入から出すだけ)

行程記録
小田急秦野駅(8:18-バス-9:02)ヤビツ峠−富士見山荘前(9:24-9:40)−二ノ塔(10:46)−三ノ塔(11:07)−烏尾山山荘(11:40)−行者岳(12:05)−書策(カイサク)小屋(12:41)−新大日茶屋(13:09)−塔ノ岳(13:41-14:15)−堀山ノ家(15:19)−大倉バス停(16:40)

秦野でバスを待つ間に小雨が一時降りましたがヤビツ峠までは曇り。前日の昼まで天気予報は雨だったので登山者は少ないかなと思ったのですがバスはほぼ満員で座れません。終点の峠では厚く曇った空ですが視界も利き、このまま持って欲しいと念じて歩き始めました。

富士見山荘前のベンチで遅い朝食。山荘前から林道を通りすぐ右手の登山道にはいりますと、間もなくガスが流れ来て視界が悪くなります。そのうちに霧雨が降ってきます。二ノ塔の前後では小粒の雨が降ってきました。二ノ塔の下では傘をさして座って休んでいるカップルが見られました。天候の回復を待っているのでしょうか。
霧雨の中のヤマボウシ

三ノ塔に達するころは小降りになり、今日はこの程度と割り切って進みます。以後塔ノ岳の手前までは霧雨が強くなったり弱くなったりしながら空がやや明るくなり、雨は収まってきます。道は濡れて滑りやすく歩きにくくなっています。
花の盛りはウツギです。小さな白い花がびっしりついた枝を広げています。ヤマボウシは盛りを過ぎて花は薄赤く変色していました。落ちている花から夏椿と気づき、上を見上げるとやや盛りを過ぎた花が沢山見えました。道ばたにはヤマオダマキの筒状の花弁も見られます。尾根道の下の林の中ではバイケイソウが咲いていました。丈は小さかったのですがシモツケソウとトリアシショウマも点在していました。花の端境期かと思っていましたが予想外に見られました。

塔ノ岳山頂は冷たい風です。ガスで尊仏山荘も近づかないと見えません。賑やかなグループが去るとあの広い山頂に残っている人は十人足らずの寂しさです。天候が悪いことと、時間が遅いせいでしょう。
トリアシショウマナツツバキバイケイソウミヤマオダマキ

鹿が来なくなったと話していると、トイレの近くに大型の鹿が3頭、山頂から下ったところに中型の鹿が1頭草を食んでいました。ここまで歩いてきた表尾根のやせ尾根の両側には崩壊防止の土留めと植樹、そして植生保護の柵が見られます。鹿には鹿の言い分があるでしょうが鹿の食害も放置できない状態のようです。これまでただ可愛いと見ていた鹿ですが、この頃は食害と蛭のこともあり、少々複雑です。先月尾瀬に行きましたが長蔵小屋の方も湿地を掘ってミツガシワを食べる鹿の食害を心配されていました。掘られた湿地は回復しないそうです。

下りは一気に降りました。途中で源次郎ノ沢を登って大倉尾根に出たグループと会いました。「夏は沢に限る、でも今日はだれもいなかった」と言われていました。

話は変わりますが、前回のメールで大倉登山道入口脇に作陶の窯を築かれている中島さんが銀座松屋で個展を開かれていると紹介しました。読者の方が訪れたところ、懇切に説明され、いろいろとお話を交わされたとメールで連絡を頂きました。このメルマグから新しい接続が出来れば発行者として嬉しいことです。
私は7/2(月)の午後訪問しましたが先生はお客さんとお話中で、ご挨拶は遠慮して作品をゆっくり拝見しました。茶色の釉が鮮やかなのに目を見張りました。

ところで皆さんは丹沢にお出かけは電車ですか? 多くの方はご承知でしょうが、 小田急沿線から表丹沢を往復されるなら「丹沢・大山フリーパスBキップ」がお得です。 私の場合ですと?−渋沢−大倉バス停往復で丁度缶ビール1本分やすくなります。 ヤビツ峠を経由するならもっとお得です。数年前まで私は知らなかったのですが、 バスの中で教えて頂いてからは利用しています。

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