丹 沢 通 信  No.25  2001. 5.28.
西丹沢・桧洞丸のツツジ
トウゴクミツバツツジとシロヤシオ

第24号で予告しましたように、5/26(土)に西丹沢・桧洞丸のシロヤシオツツジ(白八潮)とトウゴクミツバ(東国三葉)ツツジを見てきました。桧洞丸から西へ下る道で、テシロの頭とツツジ新道の分岐点から下は丁度よい時期でした。それはそれは見事な花でした。分岐点から上はまだつぼみでしたから今週末(6/2-3)でも間に合うでしょう。

昨年の第3号でこのシロヤシオとトウゴクミツバツツジのことは報告しました。素晴らしい花なので今年も花を見るために出かけたのです。

新緑の中に咲くシロヤシオの白い花は清冽な印象です。そしてトウゴクミツバツツジの赤紫色の花は鮮やに映えます。ところが、ここでは白と赤紫のツツジがほぼ半々。この見事な対比がお互いを見事に引き立てています。私の乏しい文才と語彙ではこの景観をお伝え出来ません。

小田急の始発に乗り、新松田に着いたのが6:22。西丹沢方面行きの6:25始発のバスは箒沢上(ホウキザワカミ)迄です。昨年の5/27は乗客が8人でしたが今度は17人と多かったです。終点で下車した人は北に歩き、箒沢上一つ先の箒沢公園橋から板小屋沢ノ頭へ向かう人と、そのまま北上し自然教室へ向かう人がほぼ半々でした。土・休日には自然教室まで運行して欲しいと思います。

行程は箒沢公園橋−板小屋ノ頭−ヤブ沢ノ頭−テシロノ頭−分岐点−檜洞丸山頂−分岐点−ゴーラ沢出合(つつじ新道経由)−西丹沢のコースです。

トウゴクミツバツツジ
登りは4時間20分、下りは2時間35分です。時間的にはツツジ新道を往復した方が早いのですが、同じ道を避けて昨年同様往路はテシロノ頭経由の道を採りました。往路は人は少なかったのですが、分岐点から上は大勢の人でした。ツツジ新道を登られる人が圧倒的に多かったのです。登山者は昨年より多かったように思います。

天候は曇り、途中から薄いガスがかかり、山頂近くなるとガスが切れます。下りも途中がガス、そして降りると曇り空でした。視界は良くなかったのですが暑くなく、歩くのには楽でした。

翌日は西丹沢山開きです。何時もメールを頂く秦野山岳会の松隈さんから報告がありました。お許しを得ましたので掲載します。

  --------- 松隈さんのメール ------------
昨日(5/27)、西丹沢山開きで桧洞丸に行って来ました。 今年は、雨で山開きの式典が自然教室の建物の中で行われました。式典前から、自然教室で展示室の資料を読みふけっておりましたものですから、式典終了まで中で缶詰状態になっておりました。

外は結構な雨でしたが、式典後は少し小降りになったようで、意を決して、ツツジコースを登り出しました。幸運にも中腹を過ぎると、雨も止み新緑に映えた自然が歓迎してくれました。

稜線近くでは、咲頃を迎えシロヤシオやミツバツツジが新緑に映えとても見事でした。
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式典が屋内とは残念でしたね。でも雨の新緑に囲まれる自然教室もそれなりの風情かと思われます。
登山の途中で気がついたことを二つ。 一つは箒沢上から箒沢公園橋までバス道を沢寄りであるいていましたら沢からカジカ(河鹿)蛙と思われる鳴き声が聞こえました。このあたりにカジカがいるのでしょうか。
ブナの巨木とシロヤシオ
もう一つ、板小屋沢ノ頭手前で仏法僧と思われる鳴き声を聞きました。家内は昔聞いた声で間違いないと言い、私は仏法僧ならもっと深い山にいるはずで時刻もおかしいと意見が分かれました。ところが昨年の記録を読みますと同じ鳴き声を聞いているのです。やはり仏法僧でしょうか。

話は変わりますが、第24号で登山道整備のご質問があり、県自然環境保全センターからの回答を掲載しました。関心のある方も少なくなく、関連したメールを頂いております。ただ文章が正確ではなかったので、保全センターから申し入れがあり次の通り訂正致します。

誤:国、国と県、県の3通りある〜〜県が行う事業です。
正:県単独事業と国からの補助金を得て県が行う事業です。

そして、この続きのような看板を見つけました。場所は下山の最後で舗装された林道にかかるところです。
  ┌──────────────────────────┐
  │          工事中             │
  │                          │
  │ 工事名 平成12年度 自然公園等施設整備工事(公共) │
  │ 区間  足柄上郡山北町玄倉地内 同角山稜線    │
  │ 期間  平成12年9月26日〜平成13年6月30日    │
  │ 施工  (有)**建設               │
  │ 発注者 神奈川県自然環境保全センター       │
  │                          │
  └──────────────────────────┘
工事が行政で行われていることが確認できます。それより興味深いことは、その工事区間です。 第13号で森さんの夢として歌曲「丹澤」を掲載し、松隈さんが夢の道を発見したことを14号に書きましたが、 この道が工事区間なのです。私が昨年登り損ねたことは第17号で「間抜けた報告」としてご紹介しましたが、 次に行く時は整備された道になっているでしょう。

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