丹 沢 通 信  No.24  2001. 5.15.
塔ノ岳の尊仏祭りと登山道整備のお便り
護摩を焚いて安全祈願

いつもこの丹沢通信を支援して下さいます秦野山岳会の松隈さんから塔ノ岳で行われた尊仏祭りについてお便りを頂きました。以下松隈さんのメールです。
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去る5月13日(日)午前11時から丹沢塔ノ岳山頂に於いて、尊仏祭りが行われました。 この尊仏祭りは、山北町にある丹澤山東光院が主催で、秦野市山岳協会がサポートして、登山の安全祈願する山上護摩祈祷する目的で行われたものです。
安全祈願をしながらの石碑運び 牧田住職の護摩祈祷いて安全祈願

大正十二年の関東大震災で崩落消失した尊仏岩(塔ノ岳の西方にあったという5丈8尺の巨石)が過去七仏薬師の一人狗留孫佛を本尊として、古来から山岳信仰の対象となってきたことから、新世紀の登頂初祈祷と尊仏祭り再開10周年を記念して、真新しい狗留孫佛石碑を頂上に建立しての尊仏祭りとなりました。
皇紀2500年を記念して上げられたとする頂上祠に隣接して設置された真新しい狗留孫佛石碑が秦野市山岳協会のメンバーによって除幕されたあと、修験者装束の東光院住職により登山安全の祈祷が行われました。 丁度、頂上に居合わせた登山客が参集して、頂上付近が足場を踏む場所が無いほどの盛況ぶりとなりました。
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新しい狗留孫佛(クルソンブツ)石碑
松隈さんからはメールと一緒に写真も送って下さいましたので掲載しました。
塔ノ岳に登ったら、石碑の由来やここまで引き上げる苦労を思って見て下さい。

祭りをサポートした秦野市山岳協会は地元の山岳会が幾つか集まって組織した連合体です。

もう一つ丹沢について野崎さんという方からお便りがありました。お許しを得ましたので掲載します。
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丹沢の山にもちょっとしたニュースがありました。
ひとつは塔ノ岳から丹沢山に向かう間に木道が2ヶ所設置されてます。きっと植生保護の一環なのでしょうネ、新しい脇道ができてしまうと自然が破壊されますからね。できれば土の道を歩きたいのですが、これ以上木道を増やさない様に歩く我々が注意しなければならないことなんだ、と思いました。

ふたつめは
塔ノ岳と蛭ガ岳の山頂北斜面の急な階段道が整備されつつあり、とっても歩きやすくなってます。ヘリコプターで資材を上げて、多くの方が作業されてました。側を通る時に「足元に気をつけて下さい」と声をかけられました。こちらからも「スミマセン、通らせてもらいます」など声をかけあい大変ホットな工事現場でした。作業されている人達で、皆ひたいに汗して丸太を打ち付け、土を盛ってましたが、心の優しさには頭が下がりました。

ちょっと思ったんですが、こういう登山道の整備は自治体がお金を出してるのでしょうか。それとも地元の有志の人達か、山小屋関係の方達がボランティアでまかなっておられるのでしょうか。ボランティアなら、もっともっと感謝しなければ と思ったものですから。
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私が丹沢を歩き始めたころ、塔ノ岳直下の道は背丈ほど抉られた底あるなど、かなり荒れていました。順次階段などで整備されてきており、ありがたいことです。階段は歩きにくいのですが、野崎さんがおっしゃるように、山を守るためには階段を歩きましょう。

登山道の整備の話ですが、県自然環境保全センターに電話で伺いましたら、費用の出所は個々の工事によって 国、国と県、県 の3通りあるそうで実施するのはこの保全サンターですす。県とは県独自の事業です、国と県というのは国の補助金を得て県が行う事業です。

その他にボランティアで登山道が整備されています。鍋割山に登ったとき、山荘の草野さんに伺いましたら、ご自分とボランティアでやっています、とのことでした。感謝!(丹沢通信 No.1 参照)

今回はお二人のお便りで丹沢通信としました。
私は連休中に群馬県の子持山や新潟県佐渡にシラネアオイを見に行きました。写真などはホームページに掲載してあります。
 http://www2s.biglobe.ne.jp/~tsuka/hiro/hiro.html
丹沢を少々ご無沙汰しておりましたが、5/26(土)には西丹沢のヤシオツツジを見に行く予定です。

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