丹沢通信No.177  2012.10.20. △top page
奥多摩 浅間尾根から払沢(ほっさわ)の滝 △tanzawa report

10/16(火)に浅間尾根から払沢の滝まで歩きました。行程は武蔵五日市駅からバスで浅間尾根登山口で下り、 数馬分岐から浅間尾根を東に進み、人里峠、浅間嶺、時坂峠から払沢の滝に下り払沢の滝入口からバスで五日市駅に 戻るコースです。この道は初めての道で、地図だけが頼り、途中色々な戸惑いと発見がありました。 コース案内は他に色々ありますから、戸惑いをを報告します。

  数馬分岐近くの馬頭観音石像
平日でハイカーも少なく、登山口で下りたのは私一人、浅間尾根独り占め! と喜んだのは良いのですが登山道に懸かる 蜘蛛の巣も独り占め! ストックで巣を払いながらの山行です。蜘蛛の巣は杉林の中は少なく、雑木林では多くなります。 雑木の方が昆虫にとって住みやすいのでしょう。

山道に入って約30分、道が二手に分かれます。右が檜原村観光協会が建てた古い標識のある道、 左が東京都の建てた標識で割合新しい段々の登り道になっています。どちらでも良さそうですが小さな迷いです。 10分後に道は合流しますが、古い標識の道は出口が柴で塞がれています。

浅間石宮 祠の前に熊野修験の木札がある
登り始めてから1時間弱で地図にある「数馬分岐」に着きます。標識には風張峠と浅間嶺の方向がかかれているだけで 数馬分岐の文字はありません。
 浅間神社
分岐から約35分で小さな石祠があり、傍の木柱には「浅間石宮」と書かれてます。祠の前に奉じられた熊野修験の木札には 「平成二十三年 熊野修験/(梵字)奉修行 武蔵国浅間嶺入峯天下泰平如意祈攸/十二月吉祥日 那智山青岸渡寺」 と三行に書かれていますから修験者には重要な地点のようです。後になりますが「松生山」にも同じような木札が 掲げられ浅間嶺が松生山に、十二月が八月になっています。修験者がかなりの頻度で訪れているのでしょうか。

数馬分岐から約1時間で人里(へんぼり)峠に着きます。ここも標識には峠の文字はありません。 この先に地図にない三叉路になってます。案内標識がないので迷いましたが右の山側を登ります。 左の道は平坦で浅間尾根休憩所北側の一段低い道に通じているようです。私は山側を進んだので幾つかの 小さなピークを経て浅間嶺と浅間神社を経て浅間尾根休憩所に着くことが出来ました。
 浅間尾根休憩所
休憩所の南側を登ると展望台があり、浅間嶺の大きな標柱がありますが、昭文社の山と高原地図(2006版)の 付属冊子では誤りとしてます。

休憩所を出て松生(まつばえ)山に寄り道しました。東西に延びる尾根でピークが高低あわせて8つあり、 最後に松生山の標識がありました。途中のピークは松生山より高く、「天領山 936m」と書かれた 小さな木札が木に結わえられていましたが地図にはありません。この先に「松生山 933.4m 檜原村」の木柱が 建てられてます。一連の尾根の低いところに松生山と名付けているのは何か謂われがあるのでしょうか。 前に書きましたが熊野修験者もここを訪れています。

 松生(まつばえ)山
時坂(とっさか)峠 階段を登ったところが舗装された林道
道を戻り時坂(とっさか)峠を目指してただひたすらに下ります。案内標識がなかったので「峠の茶屋」が 現れた時はほっとしました。茶屋の先で舗装された林道に合流しました。合流点に「峠の茶屋弐」があり 更に近くにもう一軒の茶屋があります。この日は全て休業でしたが3軒も営業しているのは 車で来られるとしても驚きです。

払沢の滝 ネットで調べると4段60mの滝で写真は最下段26m
舗装された林道を行くと右手に突然時坂峠の標識が現れます。峠という印象から遠いのは林道工事で 景色が一変したのでしょう。標識の傍に毀れて石像などがまとめられてのは工事による移動と思われます。

往時は産業道路と謂われ、今も一部は関東ふれあいの道となっています。起伏が少なく気持ち良い山行でした。 出会ったハイカーは休憩所で3人、時坂峠への下りで4人と静かなハイキングでした。 長い尾を持った山鳥1羽、それと中型の猿が1匹、私の前で道を横切りました。良い道です。

9月末に尾瀬に行きました。見事な草もみじです。 こちらご覧下さい
(終わり)

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