丹沢通信No.159  2011.10.23. △top page
霧の丹沢山 墨絵の日高尾根 △tanzawa report

紅葉した木も霧の中 日高尾根にて

10/20(木)に塔ノ岳から丹沢山まで歩きました。丁度1年ぶりです。 前回は曇り時々晴れの天候で 塔ノ岳から北の山稜で紅葉が見られました。
今回は麓から見上げる山頂にガスがかかり、花立山荘を越える頃から左右の山腹にガスが流れます。塔ノ岳から北は 全くガスに囲まれて視界は利きません。 霧もまた一興と思い直し、墨絵の世界を楽しみました。

始発バスで渋沢から大倉へ、乗客は十人足らず。登るにつれて風がやや強くなります。風でガスが晴れることを 期待して登ります。
登り道は汗をかきますが時折吹く風で寒くなります。 塔ノ岳山頂には2,3組が休んでいました。風の吹きさらす山頂で休む気にもならずこのまま第一目標の日高(ヒッタカ) を目指します。

塔ノ岳までは紅葉も進んでませんが、塔ノ岳を越えると一変し紅葉と、葉の落ちた冬木立になります。

草も木も濡れ水滴が見られます。これが風によって雨の ように落ち、空も暗いのでやや不安でした。
日高で逡巡したのですが思い切って丹沢山に向かいます。数人の方に行き交いましたが雨具をつけている方も おられました。
丹沢山山頂には誰もいません。風を避けてシートで覆われた荷物の陰で昼食です。誰もいないというのは 心細いのですが食事中にハイカーの声が聞こえました。大倉から塔ノ岳まではハイカーが少なかったのですが丹沢山 には割合多くの方が来ています。しかも青年から壮年と、若い人が多く心強く感じました。

紅葉した木々冬木立塔ノ岳・日高間の補修された崩壊地

前回の報告で日高の標識について「日高」が2ケ所あると書きましたが、塔ノ岳に近い標識が少し変わっていました。 標識横木の中央に「日高」 と書かれていたのですが、今回見るとその場所に「丹沢主脈線」と書かれた白い小さな板が張り付けられて 「日高」がなくなっています。 これで「日高」の位置は北側に戻ったといえます。
日高稜線北端の標識、やっと一本化した日高の位置昨年10月まであったもう一つの日高の文字は 丹沢主脈線の板が貼られている竜ノ馬場北に設けられた樹種子採取の容器、3年間続いている 帰途堀山ノ家の下の尾根から見えた冨士

帰途堀山ノ家下の尾根道から幸運にも冨士が見えました。雲と靄で冠雪は分かりません。

花立山荘の前後でセンブリが多数見られました。草むらの上から覗くと、 センブリが驚いたように花をパッチリと開いているのです。10/9塔ノ岳に登りましたときこの花に気づいたのですが 10/20もまだ蕾が多いので花期は長いでしょう。
リンドウは日射しがなく花は開いていません。シロヨメナがあちこちに咲いています。フジアザミが珍しく花立山荘 下の階段の道脇で1株咲いていました。
マツカゼソウは花が終わって又別の茎に咲いたようで花の数が少なく元気がありません。 もう一つ気になるのはアセビの蕾が少ないことです。猛暑の影響でしょうか。

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(終わり)

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