丹沢通信No.133  2009.10.26. △top page
倉岳山から高畑山へ △tanzawa report
10/24(土)は前夜の予報では晴れなので富士山を見に、倉岳山、高畑山に行きました。 この山は大月市選定の「秀麗富岳12景」の9番山頂です。
倉岳山山頂からの富士山

残念ながら当日は曇り。富士山は期待出来ませんが、この山は未だ登っていないので勇んで出かけました。
中央線の車内にはハイカーが結構乗っております。梁川駅で8:16に下車したハイカーは数人、しかし、 倉岳山を目指すのは私一人でした。 駅改札口から国道に下りて右後ろにちょっと引き返すと梁川大橋です。橋の下は桂川で水は少なく、 両岸の深い崖は緑の中に多少色づき始めた木が混じっています。橋を渡り広い舗装道路を歩きます。地元の方に 教えられて登山標識を頼りに行きます。駅から20分足らずでトタン沢橋の先の登山道に入ります。
山腹の道は間もなくいくつかの小さな沢を渡って本流の月夜根沢に沿って進みます。 杉林の中の緩やかな登り道は気持ちのよい道です。「恩」の小さな標識が目立つようになりますが、明治44年に 明治天皇から下賜されたたもので恩賜林と呼ぶ県有林です。
私一人の登山と思っていたら、そのうち数名のハイカーに追い越されました。
沢の途切れたところが水場で石積の下部に管があり、管から水が勢いよく流れ出ていました。石積の先は多分 伏流水になっているのでしょう。
水場から先はやや急になり、間近に尾根が見えると急登になります。尾根に着いたと思ったら立野峠でした。 峠までは駅から1時間40分余でした。小休止後尾根の急坂を登って倉岳山を目指します。 峠から二つ程ピークを越え、最後は急登になって約30分で倉岳山山頂に着きました。先客が2人おりまして、 教えられた方角を見ますと富士山がうっすらと見えました。全く期待していなかっただけに嬉しくなりました。 休んでいると10名近い団体が逆方向からきまして、山頂はいっぺんに賑やかになりました。
舗装道路から登山道へ立野峠、真新しい標識 倉岳山の三等三角点と標識穴路峠

倉岳山から尾根道を直ぐ左に折れてじぐざぐの急降が続きます。この時団体や単独行などの大勢のハイカーと行き交い ました。倉岳山は人気があると案内書に書かれていますがその通りです。急降のあとは起伏は緩やかになりますが 穴路峠までは下りが続きます。
天神山付近の紅葉
穴路峠には山梨県林務部が建てた「峠道文化の森」の案内版があります。大月市と秋山村の集落と集落を 結ぶ文化と生活が穴路峠を中心に行き交った、と書かれていました。
峠から急登ですが数分で天神山に着きます。天神山から起伏があり約30分で高畑山に着きます。 残念ながら富士山は全く見えません。ここも大勢のハイカーが行き来します。ここで私は昼食。
高畑山からの下りも急降で、あとは緩やかな長い山腹の道です。道は細くなるし、標識が見られず ちょっと心配しましたが約1時間後三叉路の石仏です。ここからはオシノ沢に沿った緩やかな降り道です。 I字鋼を4本渡した橋を越えると堰堤が見え、その先の二つ目の堰堤の先が小篠貯水池です。 水がほとんどありませんが、下に廻るとツツジなどを斜面に植えた大きな堰堤です。 この先に集落があります。桂川に架かる橋は虹吹橋という綺麗な名がついています。鳥沢駅までは集落の中を かなりありました。

このコースは標準時間で5時間弱、私のかかった時間は休憩を含め約6時間です。手軽なコースでこれからの季節に お奨めす。 両山の山頂近くは急坂で下りが滑りやすいので鳥沢駅の方から歩かれた方がよさそうです。朝梁川駅で 会ったハイカーも鳥沢駅のコースを使うと言われていました。

今回のハイキングでありがたかったのは大月市が設けた登山標識です。山中は勿論駅からの登山口まで 多数あって助かりました。ありがとうございます。
両山とも山頂は樹木で視界が利かないのですが富士山の方角だけは開けています。これも大月市のご努力?
紅葉(黄葉)は予想外に進んでいました。しかし前回のメールで報告した塔ノ岳〜丹沢山ほどの鮮やかさには 及びませんでした。
(終わり)

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