丹沢通信No.132  2009.10.18. △top page
丹沢の尾根はもう秋 △tanzawa report
日高(ひったか)の尾根

高いところでは紅葉が見られるかと思い、10/16(金)に塔ノ岳から丹沢山まで歩きました。
期待に違わず塔ノ岳からの尾根道は紅葉と黄葉です。特に中間の日高(ひったか)の尾根道は完全に 秋の色に染まっています。五葉ツツジ(シロヤシオ)が真っ赤です。
これが丹沢山にまで行きますと、なぜか紅葉(黄葉)が少ないのです。多分木の種類 によるのでしょう。

この日は渋沢から大倉行きの始発バスに乗りました。平日のせいでしょうかハイカーは10人余と 少なかったのですが、塔ノ岳から丹沢山までの道は割合多くの方が歩いていました。
天候は時々雲がかかりますが晴れ、微風で暑くもなく寒くもなく絶好のハイキング日和でした。 ただ遠くは薄いもやがかかっているようで期待していた富士山は見られませんでした。
日高から先の尾根で何故か一区画だけ枯れている

フェンスの効果、フェンスの内側(左)は笹が茂っている
フェンスを跨ぐアルミ製梯子→
竜ケ馬場で気づくのは植生保護のフェンスが最近多く敷設されていることです。 フェンスの内と外では下草の笹の茂り具合が全く違います。
それとフェンスを跨ぐ梯子がアルミ製で、数多く置かれているように思います。 これまでは木製の梯子や、扉でフェンスを越えられるようになっていましたが 老朽化しているのも多く見られましたのでメンテナンスを考えると良い試みでしょう。
竜ケ馬場を超えると60cm程の円錐状容器を上に広げたものが目についただけで十数ヶ見られました。 そのうちの一つに神奈川県自然保護センターが空中から落下する種子採取の目的で設置したことを 示す説明標識がつけられていました。外から見ると底に落ち葉が少し溜まっていました。どんな種類の植物 の種が採取されるのでしょうか。

丹沢山山頂では塩水橋から蛭ケ岳を往復されている夫婦だけでした。紅葉の程度についてちょっと話を交わして お互いに帰路を急ぎました。みくろ山荘の横のトイレが新しくなったのに気づきました。
秋を彩るいろいろな木の実 尊仏山荘の屋根に止まった伝書鳩と、狙う姿を見せた猫

秋は葉が色づくだけでなく、木の実が成る時期でもあります。これも秋を彩ります。
往路尊仏山荘前の広場で軽食を食べているとき山荘の猫が寄ってきました。私が食べている蒸しパンを 分けてやったのですが、お好みではないようです。そのうち屋根に止まった伝書鳩を見つけ、 柱に身を隠して狙う様子はやはり獣の姿です。でも距離があり、直ぐ諦めましたが。

今年5月の丹沢通信127号で
大倉の登山口が両側の杉林が綺麗に伐採されたり、間伐されたりして明るくなり、地面は丸太の土留めで 何段にも整地されて、鹿避けの柵も新しくなっているのに驚きました。来年の植樹祭の準備とのことでした。
と書きました。その時は植樹祭のため植樹された木を切るということで釈然としなかったのです。 今回、この場所を通りますと、第61回全国植樹祭神奈川県実行委員会の名で説明文が張ってあり、 杉林を部分的に伐採して、跡に広葉樹を植え、針葉樹と広葉樹の混合した森林を作る目的と書かれていました。
杉、檜の単一種の植林が見直されていることは知っていましたが、植樹祭にまで及んだのですね。
(終わり)

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