丹沢通信No.125  2009.4.10. △top page
高尾山 日影沢林道から花を尋ねて △tanzawa report
霞のように咲くアブラチャン

 昨年高尾山を歩いたとき、花が多いと教えられた日影沢にゆきました。
 行きましたのは4/5(日)。天候は晴れ、2日前に予報が好転し、当日の高尾駅の小仏行き バス停では大勢のハイカーでバスが増発されました。
 日影で下りる人も結構多く乗客の2、3割程度でしょうか。バス停から少し進むと 左に「森の図書館」の案内があり林道となります。林道に入ってすぐ迎えてくれたのがキクザキイチゲ とニリンソウです。渓流に沿って歩くと下はニリンソウ、上はアブラチャンの多いのに驚かされます。 花だけではなく、リスが左側の小さな沢を横切って走り去りました。気分はルンルンです。
 所々の樹木に用途や花期などの説明板が取り付けられています。 また周囲の樹木の名に因んだ和歌を書いた札があちこちに見られます。国有林を管理する森林管理署が 設けたものですが人工物として少々煩わしいかも知れません。

 大勢の人が訪れる公園ですから歩道の整備、下草刈り、樹木の手入れなどなど多くの「人の手」 が加えられ、これは公園を利用させていただく私達にはありがたことです。しかし自生していない 白樺の植樹など、自然に手を加えるのは出来るだけ少なくして欲しいと思います。
一丁平の先のベンチ若葉の中に点々と咲くサクラ、ヤマザクラ?
 高尾山は桜の多いところで、ソメイヨシノは未だ蕾も硬いのですが既に咲いている桜もあります。 一丁平の先のベンチでは桜の横で休んでいる人もいました。
日影沢林道から見た一丁平 中央はシラカバ 一丁平のミツバツツジ多く見られたエイザンスミレ

林道入口でキクザキイチゲとニリンソウの出迎え ヨゴレネコノメソウセントウソウ
ミヤマシキミ日影沢林道北の尾根道で多く見られたカンアオイの花 きれいな花で名前が分からない
尾根道で見つけた変わった草

 今回の目的の一つはネコノメソウを見ることでしたが、山で会った方のお話では既に 終わったとのことでした。スミレは多くの種類が見られ、写真を撮りましたが図鑑と照合 しても名を同定するのが難しく、エイザンスミレのみ写真を掲載しました。
 下山路は日影沢林道から北側の尾根道を下ったのですが途中でカンアオイの花を 見つけました。
 もう一つ珍しい草を見つけました。直立する茎の所々に4弁の花のような跡があり、 そこから新芽がみられるのです。茎の位置から花の跡とも思えず、形から葉の跡とも思えず 不思議な植物です。
 と書きましたらメルマガの読者から直ちにウグイスカグラ(鶯神楽)と教えて下さいました。
 日影からの高尾山は変化に富み、これからも観察を続けます。
(終わり)

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