丹沢通信No.121  2008.11.17. △top page
小丸から二俣への下りで道を間違えないで △tanzawa report
二俣への下り道の樹間から

 今回はみっともない話ですが道に迷った報告です。ところが、道に迷ったのは私だけでないので、 ご参考までに、恥を忍んで報告します。

 塔ノ岳から鍋割山への尾根道の途中、大丸、小丸の間の二俣分岐から二俣に下る道があります。 この道は春にアセビが沢山咲いていますし、今の季節ですと下の方は紅葉がきれいです。 特に西日が射すと、実に見事な景色が見られ、私の好きな道なのです。 その通い慣れた道で、しかも二度も道に迷ったのですから恥ずかしい。

 始めに迷ったのは昨年11/13です。大蔵尾根から塔ノ岳、日高まで行って引き返し、金冷シから大丸 を経て二俣分岐から二俣に下りました。かなり下ったところで、「小丸まで1500m」の標識があって 剥き出しの根が絡んだごく小さな登りのあとは緩やかな下りの広い尾根です。前方に大きな松が斜めに倒れ、 その前に草むらのように小さな木が道を塞ぐように生えています。その左手前に、 やや引き返す方向になりますがしっかりした下り道があるのです。この道を下りながら記憶にない道なので 一旦引き返しますが、松の倒木の手前に道が見えないので、また左の下り道に入りました。
 この道は間もなく右に折れますので方角は良さそうと思って進むうちに道がはっきりしなくなって 道に迷ったことを知ります。先に一度引き返しても道が分からなかったし、現在地は二俣にかなり近いし、 雨もなく水量も多くないので勘七沢に降りれば、 ここは沢登りのルートなので、何とか行けると思いました。斜面を木に掴まりながら下り、強引に沢に降りました。
 沢に降りて、岩につけられた赤ペンキの標識を見てほっとするのと同時に、引き返すのが非常に 難しいことも知りました。 山道に迷ったとき沢に下るのは危険とは知っていたのですが。沢はV字型に削られるのではなく、 U字型に削られているのです。
 幸いに赤ペンキを辿って難なく勘七沢の右岸から二俣に着きました。

 その10日後、同じ道を下りましたが、道を塞いでいたように見えた例の松の倒木の下には、道があったのです。
大倉の畑の一隅で、皇帝ダリア鍋割山への尾根道鍋割山山頂で一瞬の晴れ間
 この失敗−成功例が今年の道迷いの伏線になりました。
 今度通ると、私が迷った左に下がる道にはロープが張られ、「この先危険」の札が掛かっていました。 私と同じように迷った人がいるのでしょうか。

 この松の倒木地点の先に、先の尾根の端のような所があり、直進と右に折れる二叉の道があるのです。 右の道はしっかりした道ですがやや戻る形になります。
 今年10/18に私達3人はこの二叉でちょっと迷い、2人が主張する直進の道を取ってしまいました。  方角からは良さそうに思えたのです。緩やかな下り道は段々か細くなり、 しばらくすると道に迷ったことが分かりました。
 前回迷った位置より二俣に近いこと、前回の例で沢に降りれば二俣に行けることから、落ち葉の積もる斜面を 相当無理して下り、最後は数mの崖を落ち葉と一緒に滑り降りました。
 降りた地点の先の堰堤を下り、沢を渡って左岸をちょっと登ると、二俣〜小草平の道に出て、 目の先に二俣の分岐点が見え、意外に簡単に二俣に着きました。

 約1月後の11/15に紅葉を見るために同じ道を下りました。すると、前回間違えた二叉の所に若い男性二人が 待っていて、私達に右側の道でいいんですねと確認されました。この二人は前回の私達と同じように直進し、 沢の音を聞いて間違えたことを知り引き返したとのことです。 道が怪しかったら引き返すという原則通りです。このお二人は山道は慣れているのか足早に 下り、間もなく姿が見えなくなりました。

鍋割山山頂のマユミ鍋割山から小丸への冬木立の道

 私達だけが道を間違えたのなら恥ですからメルマガで発信しませんし、HPにも掲載しません。 しかし、お二人の男性が道を間違えたということは、他にも間違える方がいらっしゃるかも知れない ということで、注意喚起のためWebで発信します。 私達は横着にも引き返えさず沢に下りましたが、これは非常に危険です。

 このような注意喚起の報告ならば、間違える場所を詳しく書くべきですが、この時は発信の ことは考えていなかったので、帰宅後記憶により上に書いたような程度の情報しか発信出来ません。  11/15の記録によればみちを間違えた地点は「小丸まで1500m」の標識と、「小丸まで2000m」の標識の間です。  標高差で僅か約80mの間です。

 今回の主目的は紅葉を見ることでした。麓では青空も見られたのですが登るにつれて雲が覆い、 鍋割山ではガスで視界が閉ざされ、 小丸への道でガスが流れ、二俣分岐からの下りで小雨が降り出しました。 夕日に映える紅葉を期待したのですが残念ながら見られませんでした。写真6枚をHPに掲載しました。
(終わり)

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