丹沢通信No.105  2007.3.16. △top page
不動尻のミツマタが花盛り △tanzawa report

 昨年3月末に三峰から不動尻を歩いたときに杉林の下でミツマタが黄色の 花をつけて一面に広がっているのを見ました。
http://www2s.biglobe.ne.jp/~tsuka/tanzawa/vol-10/095.html
 今年は暖冬なので少し早めの3/15(木)に見に行きました。厚木バスセンターからバスです。
 コースは広沢寺温泉から不動尻への道です。この道は大山や三峰からの下りに使うので、 逆に歩くのは今回が初めてです。昨年は気がつかなかった工事が行われていて道が拡幅され舗装された ところがあり、更に砂防ダムのつけ替え工事が行われています。
 道々ダンコウバイの花を見ながら歩きます。不動尻の橋の近くまで来ますと、沢沿いに 沢山のフサザクラが咲いていました。
 橋を越え大山へのジグザクの登りがミツマタの咲く道です。

 西丹沢のミツバ岳では尾根に陽光を浴びて晴れやかにミツマタが咲きますが、
http://www2s.biglobe.ne.jp/~tsuka/tanzawa/vol-9/083.html
不動尻のミツマタはほの暗い杉林の下で一面に黄色い花が幽艶に広がります。
杉林の下に広がるミツマタ、奧のほうにも咲いているミツマタの先に三峰手前の峰
 ジグザグ道の折れる端でミツマタの先に、木の間から尖った峰が見えました。コンパスで測ると三峰方向 ですが近すぎる感じで、多分手前の峰と推測しました。この推定は更に登ってやや西側から三峰を見て 裏付けられました。でも三峰は四峰ですね。
 丹沢山から本間ノ頭にかけても三峰と呼ばれていますが無名ノ頭を加えると、こちらも四峰です。

 杉林の登り道が続きます。途中で1本だけシキミが咲いていました。静岡県の浜石岳に登ったとき「香花」 と教えられた花木に似ているのでWebで調べたら同じ木でした。

 尾根に出るまでの道が所々でロープで閉ざされ、脇に細い道がつけられています。閉ざされている道の 方が広いのですが訳が分かりません。新旧二つの道があるようです。
 風の吹き抜ける唐沢峠で休んでいたら比較的若い男性が横から登って来ました。大山の北尾根から来た とのことで、丁度この当たりからと指さす方向を見ると西沢ノ頭です。どんな所を歩かれたのでしょうか。
高いところから見た三峰、右端がジグザグ道で見た峰、その左が三峰主峰

 唐沢峠から大山への道はかなり荒れており、霜融けのぬかるみの道です。大山の近くで送電線(?)の下 を潜ります。丁度その下の道脇に機械の残骸や、コンクリートで作られた土台、古い釜が放置され 瓶の破片が散らばっています。なにかの作業場でしょうか。自然の中に没入していたのに、突然見苦しい 下界の有様を見せつけられるようです。

 困った話をもう一つ、大山付近では鹿の食害が目立ちます。木の皮が囓られ、白い肌をさらして います。根本には木肌の破片が散乱しています。鹿もこんな不味いものを囓らなければならないのですから 同情しますが、囓られた木は枯れないのでしょうか、気になります。

 大山山頂では2組のパーティだけ、ここまでに会った人は5人、大山からヤビツ峠まで1人でした。 往路のバス乗客の中に10人ほどいたハイカーも途中で降りて終点ではハイカーは私一人。
 それがヤビツ峠からのバスには10人程の乗客で、少しほっとしました。
↑不動尻 フサザクラ
  中:シキミ、右:ミツマタの接写→


 丹沢通信の読者から玄倉林道通行止めについて情報を頂きました。
期間はおおむね3年以上を要する大規模な工事となるようです。詳しくは以下のサイトを参照下さい。
http://www.pref.kanagawa.jp/osirase/asikamiac/sinrin/doboku/rindou/info/info.htm

 話は代わりますが表紙に土佐ミズキと日向ミズキの写真を掲載しました。
http://www2s.biglobe.ne.jp/~tsuka/
この写真を撮ってから気をつけて見ると近隣でも日向ミズキは あちこちに咲いていることが分かりました。
(終わり)

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