丹沢通信No.104 2007.3.8. △top page
春のさきがけ、ダンコウバイが咲く △tanzawa report

 毎年3月には大倉尾根に登りダンコウバイ(檀香梅)を探しています。
 今年は3/7(木)に登りました。いつもの場所でいつものダンコウバイが咲いているのを見つけ、 ほっとしました。
 麓では梅が盛りでコブシも咲き始め春の景色でした。しかし、この日は前日までの暖かさから一転して 冬に戻ったような冷たい風です。
 大倉尾根を登る途中で木の間から真っ白な富士が見えました。堀山の手前の平らな尾根まで登ると 木に邪魔されず写真が撮れる場所に出ますが、ここまでの間に富士は中腹に雲を纏ってしまいました。 これ以後は富士の姿は雲に隠れてしまいました。
 この少し先の右に折れた斜面に白い影が走りました。驚いて見ますと小さな(多分1歳の)鹿が尻の白毛を 広げてこちらを見ていました。間もなく地面で何か食みながら尻の白毛をすぼめました。私も驚いたのですが、 子鹿も驚いたのでしょうね。前にも書きましたが2歳以上になると人を見てもあまり警戒はしないようです。
大倉尾根からの富士冬木立の表尾根

 塔ノ岳山頂から南アルプスがよく見えました。手前は曇っているのですが遠くは晴れていて 雪山が白く光って見えました。

 塔ノ岳山頂は風が吹き抜け寒さが堪えます。尊仏山荘に飛び込み、暖かいコーヒーで一息つきます。  休んでいるとお客に戸を開けて貰って猫が入ってきました。山荘に住み着いて7年、堂々たる 体格、人が撫でてても知らん顔。名はミー君です。
↑餌を貰って日向で一休み
←三ノ塔西端の地蔵さん 温和なお姿
 塔ノ岳から表尾根を下ってヤビツ峠み向かいます。気がつくと粉雪が僅かに舞っていました。 窪んだ道の両側は霜柱、底はぬかるみの道です。小屋は全部閉まっていました。書策小屋が無惨にも荒れています。 書策新道を拓かれたご主人もかなりのお年でした。小屋の始末は組合かなにかで何とかならないものでしょうか。 塔ノ岳山頂にも荒れた小屋があります。放置すれば台風で吹き飛ばされるでしょうが、飛散してから残骸を 回収するのでは手間です。

 烏尾山から下って三ノ塔に登る道は急坂で手許の高度計で130mほどあります。息せいて登ったところに お地蔵さんが置かれています。赤と黒で編んだ毛糸の帽子を被って柔和なお姿です。

 朝、渋沢駅からの2番バスには数人のハイカーでした。途中で行き交う人も少なく静かな山行でした。 帰りのヤビツ峠からのバスでは乗客は私一人、途中からもう一人でした。
 話は代わりますが二俣から後沢乗越までが間伐で8月末まで通行止めです。鍋割山には行き難くなりました。 玄倉林道も通行止めで、こちらは期限が分かりません。ご注意下さい。
   http://www.pref.kanagawa.jp/osirase/05/1644/main.html
(終わり)

--------------------------------------------- tanzawa report ----------
配信登録と解除は右のシステム(発行部数)で   まぐまぐ(640)  Melma!(154)
発行:不定期  発行者:塚本 宏  バックナンバーは  ご意見・ご連絡は
------------ 丹 沢 通 信 -----------------------------------------------