丹沢通信No.103  2007.1.17. △top page
高尾山のシモバシラ △tanzawa report
一丁平東のモバシラの群生

 昨年暮れに陣馬山のシモバシラを紹介しました。今年は暖冬で高尾山のシモバシラが心配でしたが ビジターセンターに問い合わせると小さなのが見られるとのことで1/16(火)に出かけました。
 いつも登る稲荷山コースが間伐作業で閉鎖されております。今回は沢沿いの6号線を通りました。琵琶滝 までは外灯がついているのは不動堂への往来が多いためでしょうか。3年前の冬来たときは滝にうたれて修行する 若い方がおられました。
 6号線は「森と水のコース」と書かれていますが沢の中を通る道が続きます。夏は涼しいかも知れません。 沢の奧から降りて来られる制服を着た二人の男性に会いました。水量検査をしているそうです。ここから沢に 別れて山腹の道を登ります。

 6号線でWCの交差点から大見晴台へ、山頂の一部は工事のため閉鎖されており、引き返してWCの手前から やまびこ茶屋の北側斜面を一丁平へ進みます。その先でシモバシラの案内板と北側にロープを張って観察道が 設けられていましたが、ここではシモバシラは見あたりません。
 その先の3路合流点から数十m手前の斜面で小さなシモバシラが幾つか見られました。
 後ろの方でシモバシラを探している夫婦の方がおられましたので、この場所を案内しましたらたいへん喜ばれました。 奥さんによれば以前は沢山見られたそうです。

 ここは毎年見られる場所ですが今年は数も少ないです。でもやっと見られたことに私は満足して一丁平に向かいます。

 一丁平の東側に鉄塔がありますが、その4-50mほど東の尾根から北斜面が毎年シモバシラの見られる場所です。 ここに来ると既に2人の方が熱心に撮影をされていて、斜面のあちこちにシモバシラの群生が見られました。  写真を撮られていた方のお話では、この付近で一番多いこと、先週土曜日には見られなかったとのことで、 幸運だったようです。

 今回見られたシモバシラはこれまでに見たシモバシラとやや様子が違います。一つは繊細な感じがなく、 どちらかと言うとごつい感じです。氷の感じですね。
 それともう一つ、変化した形が多いことです。
 気候条件も大きく影響するでしょうから、全くの素人の感じで言いますと、後期のシモバシラです。 シモバシラのつく茎組織の変化と想像していますが・・・。

 帰途は城山を経て千木良に下りました。この下り道に石の地蔵さんが建てられています。登山道脇の地蔵さん は珍しいことではありませんので気にも留めず下ります。
 ところが、下り道の最後の地蔵さんにタオルを被せてあるので、これまでと違うと気づいたのです。 その前の地蔵さんが赤い頭巾と前掛けが新しくなっていました。 頭巾や前掛けの数が足りなくなってタオルをかけたと思いますが、童話の笠地蔵を思い出しました。
 それとタオルを被った地蔵さんのお顔は困ったような、少し怒ったような、或いは思案気な様子だったのです。 これが約1年前の12月でした。この地蔵さんがその後どうなったか気にはなっていました。

 今回の下り道で見た地蔵さんには全部市販の毛糸の帽子が被せられていました。全部で4体あります。 こところが4体目の地蔵さんのお顔が違うのです。帰って写真で比較しますと明らかに違います。写真で見ると 台座が同じですから地蔵さんが代わったとしか思えません。何があったのでしょうか?
今回見た地蔵さん、左から右へ置かれた場所の高いところから低いところ順 2005.12.15.の地蔵さん

(終わり)

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