丹沢通信No.099  2006.10.5. △top page
初めてのヨモギ平、テンニンソウの大群落 △tanzawa report
ヨモギ平を覆うテンニンソウの大群落

 3ケ月ほどご無沙汰しました。この間丹沢は1回、8月にはフランス・スペイン国境のピレネー山脈を少し 歩き、9月には立山三山に登りました。これらは後で紹介します。
 最初に初めて歩いたヨモギ平を報告します。

 6/25に表尾根を歩いたとき、三ノ塔の地蔵さんの後ろを通ってヨモギ平へ行く道があると前回報告しました。 この道が気になって10/1(日)に行きました。
 当日朝から曇り、雨は夜からという予報で出かけましたが二ノ塔から降ったり止んだりの雨、 三ノ塔の先で本降りになり雨具をつけました。

 三ノ塔の東北端に地蔵さんが建ち、手編みの帽子が時々変わることを前に書きましたが、今回も変わっており 白と空色の環模様でした。マフラーはなく、帽子の紐が顎に結わえられていました。達観したような、それでも少し 柔和なお顔を急坂に向けて手を合わせています。
 この地蔵さんの後ろを通り、ちょっとしたヤブの切れ目がヨモギ平への道です。
三ノ塔東北端の地蔵さんの後ろを通る
↓印がヨモギ平への道
ヨモギ平の山頂を避けた道脇に立てられている
ヨモギ平を少し下ったところでマルハダケブキ、後ろは鹿柵に守られた美林→
 地蔵さんのところの入口こそヤブの割れ目という感じでしたが、道の両側の笹は刈られ歩きやすい道です。 所々にテープの標識がありますが、最初に見たのは幹に巻き付けた黄色のテープで「Boscco ヨモギ平」と 書かれていたのには苦笑しました。諸戸林業が経営するオートキャンプ場のBoscoが道を整備していると s-okさんが書かれていたのを思い出しました(テープに書かれたBosccoはcが一つ多い?)。
 間もなく急な下りになりますが10分くらいで緩やかな下りとなります。坂道では背の低いトリカブトと マツカゼソウが咲いていました。
 中型の鹿が2頭左右に分かれて逃げました。尻が白かったので警戒しているのでしょう。約40分で鞍部に出ると 古い鹿柵が倒されて新しい柵が少し離れて作られています。一面にテンニンソウが咲いていました。 帰って図鑑を見ますと、しばしば大群落をつくる、とありましたがここは確かに大群落です。名前ほどきれいな花では ありません。
 この先になだらかな丸い丘が見えます。標高970mのヨモギ平でしょう。 鞍部からヨモギ平にかけてはやや開けた感じです。背の高い樹木がそびえていますが本数が少なく下草が茂って います。紅葉には早い時期ですが、ヨモジ平の先で僅かに色づいたケヤキのような木を見つけました。

 道は山頂を避けて右に下ります。 この道から離れて山頂に向かいましたが鹿柵が中央に巡らされていました。柵の両側ともやや深い草むらです。  丘を避けて通じている道に「ヨモギ平」の標識があり、ベンチも置かれていました。これもBoscoの設置でしょうか。

 s-okさんのHPでは「静かな山域、静寂な道」と書かれていました。当日はバスの乗客も少なく多分誰にも 会わないであろうと思ったのですが2組のパーティに行き交いました。男女4人の組は初めてらしく、男2人の組は 前回道に迷って今回2回目だそうです。
 ヨモギ平からは鹿柵の扉を二つ開けて植林された尾根から山腹を下りキャンプ場に着きました。舗装道路に出て、 青山荘、富士見橋、ヤビツ峠まで歩き、バスで帰りました。

 今回のヤビツ峠、三ノ塔、ヨモギ平、諸戸、ヤビツ峠は短いコースです。他の道、例えば諸戸から大山への道 と組合せて歩くのがよいかも知れません。

 今回の山行についてはs-okさんの
  http://homepage1.nifty.com/s-ok/tan/d_tan/yomogi_2/yomogi_2.htm
と沼田さんの
 http://www1.ttmy.ne.jp/a-numata/yomogitaira.html
を参考にしました。s-okさんはヨモギ平とブナ平の名前を併用されており、私が6/25にハイカーから教えてもらったのも ブナ平でした。沼田さんのWeb頁によれば古い登山地図にはヨモギ平と書かれているそうです。

 今回の山行で気のついたことを一つ報告します。秦野からヤビツ峠へのバスが土、日に1本増えて始発が7:35です (7.29改訂)。これまでより約40分早くなりますからヤビツ峠を起点とする山行にはたいへん便利です。この日(10/1) にバスの客が少なかったと書きましたが、天候のせいでなくこの始発バスを知らない人が多かったのではないかと 推測しています。
ヨモギ平の先、僅かに色づいた木

 次はお礼と報告です。前の丹沢通信のWeb頁で三ノ塔手前で見た花の名が分からないと書きましたところ、読者から 「ハンショウヅル」と教えて頂きました。直ぐにHPを訂正しました。ご教示下さった読者へ改めてお礼を申し上げます。

 冒頭、丹沢には1回行ったと書きました。これは履き慣れた家内の登山靴が寿命になり、ピレネー行きを 控えて、長らく履かなかった別の靴の試し履きが主目的でした。 鍋割山を無事往復し大倉バス停数百メートル手前で靴音がおかしい と気づいて見たら底が剥がれていました。買った店に聞きましたら使用の有無に拘わらずウレタン系樹脂では数年 したら壊れるとのこと、予兆はないので5,6年したら張り替える必要があるとのことです。 通常履き続けていれば靴底が摩耗しますから張り替えますが、履かないで保管している靴は購入後の年数が分からなくなり ますので気をつけたほうがよいでしょう。

 8月にピレネー山脈、9月に立山三山を歩いたと冒頭に書きました。 HPに掲載しています。お暇の折りにご覧下さい。
http://www2s.biglobe.ne.jp/~tsuka/hiro/hiro.html

(終わり)

--------------------------------------------- tanzawa report ----------
配信登録と解除は右のシステム(発行部数)で   まぐまぐ(644)  Melma!(145)
発行:不定期  発行者:塚本 宏  バックナンバーは  ご意見・ご連絡は
------------ 丹 沢 通 信 -----------------------------------------------