丹沢通信No.94  2006.3.19. △top page
丹沢に春、ダンコウバイが咲く △tanzawa report
大倉尾根で今年もダンコウバイが咲いていました。

 1月に高柄山に行ったきりで、いろいろ都合があって山にご無沙汰していました。ダンコウバイがそろそ咲く ころと思い昨日(3/18)行きました。
 大倉尾根の一本松の手前に毎年沢山咲いているダンコウバイがありますが、今年も花をいっぱいつけていました。 私の勝手な定義ですが、大倉尾根にダンコウバイが咲いて丹沢の春の始まりと思っています。

大倉尾根からの富士 中腹にねずみ色の霞(?)がたなびく
 渋沢からのバスも満席で山のシーズンの始まりでしょうか。この日、家を出るときは快晴、電車から見る富士は 青空の中に見事な白い姿でした。それが大倉を出るときは空の半分以上を雲が占め富士が見られるか心配でした。
 大倉尾根を登り駒止茶屋の先の平坦な尾根で富士が見られます。今回は幸運にも富士がはっきりと見えました。  中段にねずみ色の霞(薄い雲か?)が棚引いています。
 霞のイメージは白いものでねずみ色はちょっと奇異に感じます。 それでも絵に描かれているように2段に折れ曲がって棚引いています。
 この霞は尾根を登るにつれて広がり、花立尾根では僅かに山頂を残して富士全体を覆ってしまいました。

 塔ノ岳山頂で休んでいるハイカーは5,60人ほどです。急に冷たい風が強く吹き、昼食後早々に下りました。

 金冷シから鍋割山を目指します。ここは未だ冬の山道で茶色の落ち葉が一面に地を覆い木立の新芽も見られません。 葉が落ちて見通しのよい尾根ではブナが黒々と幹を並べています。幹は苔と地衣類に覆われています。
 鍋割山手前で県の立てた案内標識に、緊急時に警察や消防に通報するときの位置表示番号をつけた標識を 取り付けている数人のグループと会いました。聞きますと消防、警察、秦野市、遭難対策協議会の方々です。 ご苦労様です。この緊急標識は昨年に大倉尾根から設置されています。携帯電話の普及に応じた対策でしょうか。
 鍋割山山頂では昼過ぎのせいか休んでいる人は数人だけです。
 後沢乗越、二俣を経て下りました。二俣の手前で道脇に1m程の池が人手で二つ作られており、池の中には蛙の卵が 沢山見られました。全部孵ったらオタマジャクシで溢れそうです。

 鍋割山からの下りの尾根道ではダンコウバイに気づきませんが、二俣の前後でダンコウバイが見られました。

 二俣を過ぎてから天候が怪しくなりとうとう雨が降ってきました。木陰で雨具に着替えているときに車が止まり 大倉まで乗るようにお誘いを受けました。有り難く便乗させていただき助かりました。助かったのは私以外に2人 です。ありがたいことでした。

 山上ではまだまだ冬景色でしたたが山麓では早春でした。書き残した春の断片です。
 大倉登山口に桜が咲いていました。若木で、マメ桜に似ていますが種類は分かりません。
 ダンコウバを撮ろうとして尺取り虫の仲間に触ってしまいました。どうやって越冬したのでしょうか。 餌になる葉もないし4cmほどの幼虫ですから今年孵ったとも思われませんが。
 見晴小屋前のキブシが咲いていました。春ですね。
 大倉尾根の登山道の両側に植えられたモミジです。若芽が紅く遠くから見ると煙るように見えます。
大倉登山道入口で見た小ぶりの桜、
今年初めての桜です
撮影のとき、枯れ枝が邪魔なので取り除こうとしたら尺取り虫の仲間でした。
↑印の枝が虫です
  キブシ(木五倍子)

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大倉尾根のモミジの若芽、ぼうと煙るように紅くなっています
 これから山が日々にきれいになります。丹沢や近郊の山の姿をお伝えいたします。
(終わり)

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