丹 沢 通 信  No. 8  2000. 8. 1.
涼しい話−−−水と山のコース紹介

皆さん お暑うございます!
酷暑、極暑、猛暑、大暑、炎暑 辞書を引いたらいろいろ出てきました。暑いときにはせめて涼しいお話をします。読者の方から頂いた山水のお話と丹沢のコースを、そして私からは丹沢の隣(?)の箱根のコースです。

No.4「丹沢玄倉・山神山のようす」をご紹介下さいました松隈さんと、山水のメールをやりとりしておりましたが、その一部をご了解を得て掲載します。

丹沢の林道沿いの湧水などでは人が行列して水汲みをするほど、自然水の魅力は結構ポピュラーになってきたようですネ。 私にとっては、やはり人の余り通わないところの水の方が最高に思えます。丹沢ですと、小川谷上流の源流帯(長ザレ沢、東沢)とか本谷沢(丹沢キュウハ沢)など、近場では寄木コシバ沢の湧水が最高の味をしてます。

岩清水という表現がピッタリの、水道の蛇口をめいっぱい開いたのと同じ>くらいの勢いで、地中からふんだんに出てくる水は、うまさに加え新鮮で喉越しの感じが最高です。
ところで、先日(7/16)、札掛の恩賜林に森林浴してきました。丹沢札掛の樹林の中に幾つかのコースが作られていて、樹齢数十年の杉や桧に加えて、数百年もあろうかと思う樅の自然林など、人工・天然の森林が涼風を通していました。
  私は原チャリの愛車を札掛橋の袂にデポして、黒龍尾根コースから本谷沢ヘ抜けてきました。 途中、バライチゴとか木イチゴも熟れていましたし、鳥の声や若鹿一群のジャンップ(スローモションに似た動き)など自然をいっぱい感じてきました。

涼しそうですね。涼しいコースをもう一つ紹介しましょう。箱根です。
7/29に箱根にハイキングに行きました。元箱根−屏風山−甘酒茶屋−旧東海道石畳道入口−元箱根の3時間弱のコースです。コース全体は樹林の中ですから展望は殆ど望めません。その代わり木陰の気持ちよい冷風に終始吹かれ、下界の猛暑を忘れます。案内書にも載っている手軽なコースで、よく整備されております。

コースは屏風山と石畳道にわかれます。屏風山へは階段の急登があります。その左右の藪は刈り取られ歩きやすくなっ ております。屏風山から少し下ったところは樹木を切って視界が開けるようにしてあり、小田原の街と海岸線が見えます。樹木の名札を多数箱根町が取り付けており、ハイキング道としてなかなか良いのですが、もったいないくらいハイカーが少ないのです。
山頂で昼食しているグループがたったの2組、後から1組、行き交うハイカーも少なく静かな山行が楽しめます。道が荒れていないのは嬉しいですね。

石畳道はかなり歩き難い道です。不規則に傾斜している石は滑りやすく多少のアップダウンがあります。昔の人はよくこんな道を歩いたなと思いましたが、彼らは草鞋ですね。(草鞋なら沢でも登れる!?)
行かれるのでしたら上記のコース順をおすすめします。逆コースですと下りが急傾斜です。

甘酒茶屋で甘酒(\400.)を頂きましたが、昔の味の本物でした(安直なのは酒粕に砂糖を混ぜて湯で溶く)。ここは車で来る人が多く庭にも席が設けられ、かなり繁盛しております。

車で来て石畳道を歩かれる方も多いようですが、ハイヒールでは絶対駄目です。多少の足拵えは必要です。

元箱根までは湯元からバスで行きましたが、巡回コースなので往路と帰路は別にしました。風景が違いますので退屈しませんでした。

話は飛びますが、7/15-16に尾瀬の至仏山・笠ケ岳に行きました。花の多いのには感激しました。丸沼のペンション村で登山ツアーをいろいろと計画されているペンション・コスモス(0120-58-3725)のお世話になりました。ここのご主人は昔長蔵小屋で働かれていた方で山に詳しい方です。

更に話は飛びますが7/20-23に北ア蓮華岳・針ノ木岳に家内と行きました。山上は残念ながら強風と霧、雨でしたが時折開ける扇沢、黒部湖は晴天。でも蓮華岳のコマクサの一面の群生と子連れの雷鳥。針ノ木岳の色々な高山植物群と珍しく番の雷鳥。(雷鳥が出てくる程天候が悪かったこと)そして種池山荘の前後のシラネアオイ、キヌガサソウ、エンレイソウはこれまで見たこともないほど大きな花をつけておりました。

種池山荘から下る時、6歳の女の子が父親と一緒に登って来ました。親子の登山っていいですネー。
数年前、白馬大池から栂池平の間の乗鞍岳で、3歳の女の子が休憩の終りの声に、すっくと立ち、親の前をすたすたと歩き出したのは感動的でした。
ちなみにこれまで会った最高齢の方は金峰山登山の80歳の女性でした。全然息が切れていないのです。こういう方に会いますと元気が出ますネ。歩き続ければ私もまだまだ大丈夫!と。

今週は南ア荒川三山と赤石岳を予定しております。
では皆さんも夏の暑さに負けないように。

--------------------------------------------- tanzawa report ----------
配信登録と解除は右のシステムで   まぐまぐ  Melma!
発行:不定期  発行者:塚本 宏  バックナンバーは  ご意見・ご連絡は
------------ 丹 沢 通 信 -----------------------------------------------