丹 沢 通 信  No. 5  2000. 6. 21.
ヤマボウシ満開の大倉尾根−鍋割山
フタリシズカ(二人静)樹陰に咲きます 一人静という花もあります

6/17(土)大倉−大倉尾根−鍋割山−二俣−大倉と歩いてきました。

梅雨ですねー。 皆さんはこの時期どのように歩いていますか?
当てにならなくても天気予報で一応計画し、前日の予報で中止、或いは変更といったところでしょうか。

今回の山行も1週間前から八ケ岳の権現山を予定し、山小屋の営業を確認したり、タクシーを照会したりしました。しかし週末の天候は段々と予報が悪化し、遂に前日の予報で大倉尾根に変更しました。途中で雨になったら適当に引き返そうということです。

渋沢を始発バスで出発、7:00に大倉バス停で下車。座席の1.5倍くらいの乗客のほとんどはそのまま歩きだしました。私と家内は花壇の縁石に腰掛けて朝食。花壇は季節に応じて花を植え替えており、今は赤や白のベゴニアが盛りです。燕が広場を低空飛行しては建物の軒に留まりますが、岩燕と普通の燕の2種類いるようです。食事をしている人にいつも寄ってくる猫は今日はどうしたことか近づきません。

バス停を7:25出発。駒止茶屋と通過して尾根にでると靄のなかに縦縞の残雪の富士山がうっすらと見えました。9:20堀山の家、ここではマユミの花が見られるのではないかと期待したのですが、残念ながら花は殆ど終わりでした。マユミは晩秋から初冬の青空の中に真っ赤な実を木にいっぱいつけます。鮮やかな実に較べ、花は地味な白い小さな花です。マユミの漢字は真弓または檀です。この木で弓を作ったとか。

9:26堀山の家のベンチを出発。10:11花立山荘通過。花立山荘直下の階段はいつも息が苦しいのですが、今日は気がついたら山荘という具合で楽でした。曇って涼しかったせいでしょう。

今日は天気予報が悪かったので登山者は少ないようです。早い人は先に行って、私達のよいにゆっくりと歩く10人あまりの登山者と、ほぼ前後して歩きます。その間にも、いつものように軽装で走り登る人、飛ぶように下る人も少なくないのです。今日などは登山者が少ないのでトレーニングで走る人にとっては邪魔が少ないのでよいのかも知れません。堀山の家のすぐ上の坂で下ってくる方に声を掛けられ、驚いて顔を上げますと見ますと、来るときの電車で私達の前に座っていた方でした。早いものです・・・。
オオツクバネソウ
沢山咲いていて、道にもたくさん花がおちていました。

10:30金冷シ。天候が落ち着いているので、ここで塔ノ岳往復の予定を変更して鍋割山に向かいます。ここから鍋割山までに道はブナの巨木が多く深山の雰囲気もあります。秋には玄倉川上流の白い河原までの斜面が一面に紅葉しますので見事な景観です。一カ所カラマツ林がり、秋の黄葉も春の若葉もきれいです。この道は丹沢山塊で好きな道の一つです。

数年前には大丸の手前と先にそれぞれ若い鹿が1頭づるいて、登山者に餌をねだって寄ってきました。ここ2,3年は見えません。

今日は有名な鍋割山荘で有名な鍋焼きうどんを食べてみようなどと話しているうちに雨が降り出しました。山荘に入ったのが11:20頃、先客は3組ほど。鍋焼きうどんを注文して待っていますと雨に追われてか次々と来客です。山荘ご主人の息子さんでしょうか若い方が二人給仕役でした。¥900.のうどんおすすめ品です。天ぷら、揚げ、蒲鉾にネギと卵、そして量も結構多いのです。味付けは濃く関東風です。
ついででですが、金時山の金時茶屋の¥600.のうどんも揚げ、山菜に茗荷まで入っていてこれもおすすめ。

食べ物の話のつぎは花です。今ヤマボウシが満開です。幹から横に伸びた枝に葉を覆い隠すように白い花がいっぱい咲きます。ちょっと上から見ると見事です。やや緑がかった花や縁が薄赤の花も見られました。成長中の花なのでしょう。(ハナミズキと同じで花のように見えるのはガクです)

金冷手前ではナナカマドの白い花が咲いています。そしてウツギの種類や、確かではないのですが、コマギ、オオツクバネソウが沢山さいております。
小丸の西には二人静が咲いております。この花は後沢乗越の下の開けた杉林に沢山見られました。
色のついた花としては鍋割山山荘から下るときにサラサドウダンがありました。皇海山で見た真っ赤なサラサドウダン (http://www2s/tsuka/hiro/1998627/1998627.html)
は見事な花でしたが、ここでは縁が薄赤い清楚、可憐な花です。

鶯は大きな声で鳴いていました。そのほか小鳥の鳴き声も多かったようです。それが、雨が降り出しますと鳴き声が止みました。鳥も雨は嬉しくないようです。ずうっと下って二俣の林道で再び鶯を聞きましたが、気がつくと雨が一時止んでおりました。

さてと、雨具を着けて12:03に山荘を出発。雨足は普通の強さです。帰路の下りで数組の登山者と行き違って、暫く途絶えましたが後沢乗越の下で2,3組の登る人がいました。時刻から想像すると、上で泊まる方と思われます。明日も予報では天候が悪いので、内心同情いたしましたが、実際は晴れ!! 良かったですネ。
14:32に大倉バス停につきました。

話は違いますが、私達はバナナを持って行きます。柔らかく食べやすいので間食に適します。昼は当日朝コンビで買ったおにぎりです。これにキュウリやナスの漬物を持って行きます。汁けがあってこれもいいですよ。勿論好みの問題ですが。

そして話は更に飛躍しますが、小田急渋沢駅で電車待ちの時間があれば缶ビールを二人で1本飲むのが恒例でした(ちょっと行儀が悪いのですが)。乾いた体にそれはそれは美味しいですよ。それがホームの売店の営業時間が短くなってビールが買えません。楽しみが一つ減りました・・・

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