丹 沢 通 信  No. 1  2000. 5. 4.
鍋割山にマメザクラ
林間に咲くマメザクラ

はじめまして。 メールマガジン「丹沢通信」にご登録いただきましてありがとうございます。
山登りを丹沢から始めて20年近くになりますが、まだ訪れていない峰、歩いていない登山道が数多くあります。これからも丹沢を歩きますが、山行記録だけでなく、いろいろな周辺情報を取材してお伝えしたいと思います。また皆さんからも情報を頂戴して、「丹沢通信」を情報交換の場として、丹沢を歩く人々、丹沢に関心を抱かれる方々にお役にたてば幸いです。 これからもよろしくお願いいたします。

4月に大倉尾根から塔ノ岳を2回歩きましたが今日は家内と二人で登った鍋割山を報告しましょう。登ったのは5月1日で天候は晴れ、やや雲多しといったところです。渋沢でバスを待つ間に運転手さんと話していたのですが、乗客が少ないと嘆いておりました。おそらく2,3日前の天気予報が悪かったせいかなと思います。

行程は次のとおりです。 大倉バス停(8:10)〜二俣(9:27)〜後沢乗越(10:23)〜鍋割山頂(11:37−12:12)〜後沢乗越(13:06)〜大倉バス停(15:15)
往路3時間27分、帰路の3時間3分は途中の休憩時間を除くと昭文社の地図による標準時間往路3時間20分より若干早く、帰路2時間40分よりやや遅いことになります。

大倉バス停から林道の国定公園掲示板までの道は八重桜が満開でした。木陰にはシャガの花も満開です。林道に入ると若葉の中にヤマブキの黄色の花が鮮やかに咲いております。所々マムシソウが竹皮のような鞘から花柄や葉を出しております。山腹は、緑の濃淡に薄黄色や薄赤色を加えたさまざまな色の若葉で、紅葉にも劣らぬ美しさです。しかもまだ葉が繁っておりませんから木をすかして遠くの山や空を見通せます。そしてウグイスが鳴きます。春ですねー。

二俣まで車で来る方も多いのですが、今日は2台だけでした。後沢乗越(うしろざわのっこし)までに勘七沢、本沢、ミズヒ沢と渡りますが、水量はいつも豊かです。
後沢乗越からの尾根道は登るにつれて木の芽が小さくなります。小さい緑の若葉からちょっと伸びた茶色の芽となり、春が逆戻りです。まだ裸の木々の間に、赤紫のトウゴクミツバツツジが華やかに咲いております。

この尾根道から木をすかして富士山が見える筈ですが、今日は雲がかかって遠くの山は見えません。朝電車からはきれいに見えていたのですが。今日は時間が遅かったので雲がかかったのでしょう。

山頂近くのマメザクラ(フジザクラともいう)は花が散り始めておりました。ソメイヨシノよりやや小ぶりの白っぽい桜です。近くで見れば華やかな花ですが、遠くで見ますと黒っぽい裸の木々の間に薄桃色の花が寂しそうです。昨年蛭ケ岳では5月下旬に咲いていました。時期が違うのは300mの標高差でしょうか。鍋割山荘のご主人によれば今年はやや遅いそうです。アセビの小さな白い花も今盛りでした。

山頂では登山者が少なく私達のいたときは10人ほどでいつもに較べると非常に少ないです。朝のバスで登山者が少なかったことから予想はしていたのですが。

後沢乗越からの尾根道は新しい杭が打たれて短い丸太や石が詰められたりして登山道が補修されています。これは山荘のご主人がされているもので、それにボランテアの方々が手伝われているそうです。私達登山者にとってはありがたいことです。私達にで出来る最低のことは、登山道以外に立ち入らないようにすることです。そして山荘前のベンチなど利用するのですから、お礼に僅かでも小屋で買い物をするようにしたいものです。なお大倉尾根の登山道などには国費や県の費用で補修されているようです。

帰りの下り道は大倉尾根に較べ展望が開けていますので気持ちのよい道です。後沢乗越から左に下がらないでまっすぐに栗の木洞から中山に抜ける道もあります。19年前に一度歩きましたかが、当時は殆ど人が通らなかったようです。今はどうでしょうか、そのうちに歩いてみようかと思っております。今日は往路と同じ大倉への道です。

20日程前に登った大倉尾根ではダンコウバイの黄色の花房がたくさん見られました。こちらでは見られませんが、花期が終わったのでしょうか。

大倉のバス停近くになりますと、道端に野菜などの販売無人スタンドが幾つかあります。店によって値段がまちまちなのもご愛敬です。今日は珍しく山菜の「こごみ」が一袋100円で売っているところがありました。買い求めましたが、柔らかくお買い得でした。休日ですとバス停の側に農協の売店が並びます。

話は代わりますが、大倉バス停のトイレの入口近くには靴が洗えるようにブラシを備えた流しがあり助かります。また食堂は7時から営業で渋沢の始発バスで来ても利用できる時間です。

塔ノ岳山頂に狗留尊仏如来(くるそんぶつにょらい)の小さな祠があります。昨年10月10日に登ったときに、祠の周りに半楕円形に石を積んで低い垣を造っていましたので祠に気づいたのです。毎年5月に尊仏祭りがあります。往時は山岳信仰で結構賑やかだったそうです。今は伝統を受け継いで秦野市山岳会が主催して大倉尾根の一本松のところで開かれるようです。会の役員に伺いましたら日程が11日に決まるそうなので、12日以降にホームページに掲載します。 (http://www2s.biglobe.ne.jp/~tsuka/tanzawa/tanzawa.html)

蛭ケ岳周辺のシロヤシオツツジは下旬頃と思います。これも次号かWebページで見頃をお伝えできると思います。


 −−−− お詫びとお断り −−−−

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