立山(富山県)

 2006. 9.22.-24

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絶好の快晴、立山三山と室堂を歩く

 なかなか行く機会がなかった立山にツアーで行きました。数日前からの天気予報では傘マークがあって 雨具は覚悟していたのですが一挙に好転し、3日間とも快晴でした。普通山では午前中に晴れていても午後は 雲が出るのですが、今回は終日好天で滅多にない天候に恵まれました。
 コースは扇沢−黒部ダム−黒部湖−黒部平−大観望−室堂のアルペンルートです。下の写真は 黒部平の展望台からの撮影で下が黒部湖です。

 針ノ木岳、スバリ岳、赤沢岳は6年前に歩きましたがその時は風雨で眺望もなく黙々と歩いた懐かしい山々です。
 大観望からトロリーバスで室堂に出ると硫黄の臭いで火山であることに気づきます。室堂の遊歩道は草紅葉が始まり 木々の紅葉は未だですがやはり秋です。
↑室堂の秋、広がる草紅葉

みくりが池から中央鞍部が一ノ越、右に浄土山、左が雄山→

 初日の泊まりは立山室堂山荘で温泉つきです。夕食前にガイドさんから雷鳥のスライドを見せていただきました。 ガイドさんは魚津の方で環境省の委嘱を受け雷鳥観察を長年続けています。雷鳥の生息数が変わっていないとのことで 少し安心しました。

 翌朝から登山、山荘から浄土山を目指します。
浄土山山頂の社殿跡↑雄山から見た大汝山
        山頂の雄山神社→

 浄土山山頂には石垣で囲まれた社殿跡があり解体された材木が積んであります。再建の話もあるようですが 資金的に難しいとガイドさんの話です。
浄土山から尾根伝いに龍王山に行きますと富山大学の施設があります。ここから鞍部の一ノ越に下ります。 ここは室堂から登る人が多く溢れんばかりです。雄山への道は急坂で、人が多く渋滞です。渋滞故に、ゆっくり登れた とも言えます。山頂は大勢の人でした。ここから引き返す人が多いようで、雄山から大汝山へは人も減りました。 富士ノ折立は山頂を巻いて真砂岳、別山に向かいます。
別山から見た劔岳

 今回の山で標高の一番高い山が大汝山です。山頂は狭く岩だらけでした。
 富士ノ折立の山頂を巻いて下り長い鞍部から真砂岳に登ります。ここはなだらかな長い尾根です。  更に別山を目指します。社のある場所から東北に300mほど先に標高が6m高い場所があり、ここまで移動して眼前の劔岳 をゆっくり見ました。
 まことに堂々として、険しい山容です。
 左写真の左下の赤い屋根の小屋から右上方向に登山路の一部が見えますが、その先は見るからに難所です。
 左側の尾根は早月尾根が見え、これも劔への登山路です。

 ここから下った別山乗越の劔御前小屋が2泊目の小屋です。劔岳の基地の一つで談話室で一緒になったグループは 劔岳からの帰途と言われていました。また翌早朝出立のグループも多く、劔を目指すようです。
 この小屋の食事は、バイキングです。少しでも暖かいものを食べて貰う目的で昨年から始めたそうです。種類も多く ありがたいのが生野菜(レタス)がたっぷりあることです。朝食も同じくバイキングでした。山小屋でバイキングを経験 するのはは初めてですが面白い試みです。
↑別山山頂の社殿

地獄谷の硫黄の噴出→

 翌朝ご来光が拝めるかとカメラを持って寒い早朝から待っていたのですが右手の山が邪魔して拝めません でした。劔岳が朝日を浴びて赤くなったのを見て食堂に入りました。
 小屋から雷鳥沢を下ってキャンプ場に入ります。途中で小熊を見かけました。急ぐ様子もなく茂みに姿を隠しました。 親熊は見かけません。野生の熊を見るのは初めてですが、こちらが単独行や少人数でしたら恐ろしかったでしょう。

 キャンプ場は水場、トイレが整備され十数張のテントが見られます。長閑に見えるテント場から地獄谷に行きます。 ここは室堂からの観光客も多く整備された石段の坂道を大勢の人が歩いていました。噴煙があちこちから上がり硫黄の臭い が立ちこめます。写真は右から見ると硫黄の塊に見えたのですが正面からみたら硫黄に染まった岩でした。 沢山のパイプが敷設されていますがホテルや山小屋の温泉に敷くのでしょうか。
 室堂バスターミナルから往路を引き返して帰途につきました。素晴らしい立山でした。
(立山 終わり)