八幡平・秋田駒ヶ岳

 2005.10.13-14.

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 紅葉を求めて東北の山へ

八幡沼に続く草原

八幡平

熊の泉の先の展望台からの湿原
 10/13-14に、紅葉を求めて八幡平と秋田駒ヶ岳に行きました。盛岡発のバスで八幡平に向かいます。 山腹に入ってからの周囲の紅葉は実に見事です。今年は秋が遅いと言われていましたが丁度よい時期に来ました。
 終点手前の黒谷地(クロヤチ)で下車、ここから湿原を歩きます。  湿原には小さな池や流れが点在します。「熊の泉」のすぐ先の展望台を越えると緩やかな樹林帯に入り、 その先が広々とした草原で八幡沼に沿って進みます。途中に陵雲荘という立派な避難小屋があります。
八幡沼の展望台から沼を見る、写真の沼の先端から沼の左側を歩いてきた、途中に避難小屋の陵雲荘が見える
岩手山、左にかすんで見えるのは早池峰山
 山としての八幡平は山頂でも広い舗装道路を歩くと着くという感じで期待外れですが、湿原、草原には花の季節に もう一度来たい高原です。
 展望台から沼の向こうに三角形の岩手山が、その左側に早池峰山が霞んで見えました。ここから標高1613mの山頂、 眼鏡沼、鏡沼を経てバス停のある八幡平頂上(山頂と頂上を使い分けているが紛らわしい)までは広い舗装された道で 面白くもありません。路線バスで田沢湖畔に行き、温泉のある民宿に泊まりました。よい宿でした。宿のURLです。
http://www.town.tazawako.akita.jp/11_kanko/index.html



秋田駒ヶ岳

 田沢湖から駒ヶ岳八合目小屋までのバスは今は土日だけで時刻表の見落としで慌てました。急遽予定を組み直し、 タクシーで八合目まで行き、最高峰の男女岳(オナメ、女目岳とも書く)から男岳(オダケ)を経て水沢温泉に下り、 路線バスで帰ることにしました。
男女岳山頂から、木道が巡る阿弥陀池から南の尾根、池の左端に避難小屋がある
 八合目小屋は後で通る阿弥陀池小屋と同じように立派な避難小屋で積雪期は2階から出入りできるように なっています。小屋から登るとすぐに火山特有の荒涼した山肌が見えます。道は男名岳を半周するように巻きますが 田沢湖が見えてくると間もなく阿弥陀池の浅い凹地に入ります。男名岳の登山道は角材が組まれ、中に石が詰め込ま れて頑丈な道に整備され歩きやすくなっています。山頂から南の景観が素晴らしく阿弥陀池の向こうには 男岳、女岳(メダケ)、横岳が一望されます。
火山特有の荒涼とした山腹上から見る八合目小屋、広い駐車場がある 男女岳を巻くと田沢湖が見える
 下って阿弥陀池小屋のトイレを借りましたが水洗で清潔でした。
 池の周囲から通じる道には木道が敷かれています。板も切り込みを入れて滑らないように配慮されています。  男岳の登り道は普通の登山道で横岳に通じる尾根道の分岐を越えると急登になります。男岳は最初の予定には なかったのですが女岳、小岳など予想外の景観で、なんか儲けたような気持ちです。
男岳山頂から、女岳(右)、噴火口模型のような子岳(左)、木道も通じている、写真では見にくいが 女岳への登山道は急坂望遠で撮った女岳山頂の二つの三角形、構築物かケルンか分からない
 女岳の東にオモチャの様な子岳があります。その真下にはまた小さな池があります。大焼砂の尾根方向からの木道が延びて いました。女岳への急登の道も見えます。男岳、女岳、横岳に囲まれた小宇宙の感じです。地図で見ると高山植物帯でした。
男岳からの急傾斜の下り、尾根道はガレ場女岳からの新しい溶岩流、望遠で見ると破砕した溶岩 五百羅漢と称される岩峰、この左側を巻く、田沢湖が見える
 男岳からの下りはガレ場の急坂です。足下の小石層がズルズルと崩れ足が滑りそうになります。 今回の山行で一番気を使いました。五百羅漢の手前で女岳への分岐があり、ここを過ぎると傾斜がやや緩くなります。
 女岳からの溶岩流には植物の姿はなく、多分昭和45年の噴火の跡と思われます。後の水沢分岐に「火山観測用 恒久保存/基点/8/田沢町1992」と刻印された基礎杭のようなものがあります。衛星か何かで基点位置を観測すると 思われますが秋田駒はまだ現役の火山でしょうか。この溶岩流のすぐ傍まで溶岩流の影響も知らぬように赤い草が あるのが印象的でした。五百羅漢は東側に深く巻いて通過します。
水沢分岐を過ぎて紅葉の下り道谷を隔てて北側斜面の紅葉 林道近くで漆の見事なグラデーション
 水沢分岐からは紅葉の中野道です。谷を隔てて北側の見事に紅葉した斜面が常に見られます。歩いている自分の 廻りは部分々々を見ていますので全体の紅葉が分かりませんが多分谷向こうの山肌と同じ姿と想像しながら下りました。  林道に入ると杉の植林も見られ山麓の姿です。建設中の県立スポーツセンターの前を通りバス停にでました。
 今日の天気予報では曇りのち雨で、出立も早くしたのですが午前中は晴れ、午後から曇りましたが降られずに すみました。
 

(八幡平・秋田駒ヶ岳 終わり)