笠 ヶ 岳

   

 2005. 7. 31.

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鳩待峠から花の笠ケ岳を経て湯ノ小屋へ

   樹林帯を越えた所から笠ケ岳、右手前が小笠


 時々お世話になる群馬県丸沼のペンション主催の山行ツアーが今年限りとなります。 13年のお付き合いで日光から上州武尊まで多くの山を歩き、残った2コースを今年歩きます。 今回は笠ヶ岳縦走です。
 ツアー参加者は20人と大勢でした。前日の夕方から小雨、食後のミーテング中に強雨となり、雨具を着けての 登山を覚悟しました。
 朝は曇り、その後晴れたり曇ったりで天気予報に比べ雨は全く降らず天候は幸運でした。 視界は雲がかかり、ガスが流れるなど良くなかったです。
 鳩待峠で車から下車、歩行開始です。峠からオヤマ沢 田代の分岐点までは道が整備されています。振り返ると尾瀬ヶ原は靄に沈んでいました。

  オヤマ沢田代手前の小湿原のコバイケイソウ

  靄に沈む尾瀬ヶ原、正面は烽岳

 オヤマ田代の分岐からは樹林帯の泥濘の道です。樹林帯を出ると正面が小笠で、これを巻くと正面に笠ヶ岳です。 左の樹林帯に一旦下り笠ヶ岳の尾根道を進みます。山頂への道は 露岩と草つきの急傾斜で、濡れた岩や砂礫は滑りやすく少々気が張る登りでした。

  傾斜の白い点々はコバイケイソウ

笠ヶ岳山頂から至仏岳をのぞむ、小至仏山、ワル沢の頭、小笠とピークが手前に続く

 笠ヶ岳山頂で時刻は早かったのですが昼食休憩。風も弱く寒さもあまり感じられません。眼下に大小 二つの池塘が樹林の中に見えます。至仏山はややかすんでいました。手前の小笠の巻き道にはハイカーが 歩いているが見えます。山頂はタカネナデシコとイブキジャコウ ソウがたくさん咲いていました。
 下山の途中で数組のハイカーと行き交いました。急に賑やかになった感じです。
 山頂から見た池塘、片藤沼は右の写真のように樹木に囲まれ静かな沼です。ここを半周して引き返します。 ここでペンションのオーナーは車を目的地まで回送するため引き返します。後は若いガイドが引率します。 もう一つの池塘、蛍池は小さな池です。ここから目的地の湯ノ小屋の先の林道までは樹林帯の中の道で、泥濘 の道、そして起伏が続きます。途中2ケ所に水場があり、飲むと冷たく、くせのない美味しい水でした。
 笠ヶ岳ではハイカーが多かったのですが、湯ノ小屋への道は少なくなってます。
 途中の咲倉沢頭避難小屋は下り道の途中にあり鉄梯子で屋上に上れます。ここから正面が雄大な武尊山です。
 ワラビ平で林道を少し歩いて再び山道に入ります。尾根道の小さな登降が続きます。うんざりした頃、やっと林道 に出て終着です。ペンションのオーナーが車を廻して待っていました。ここまで歩き始めてから9時間15分でした。
 片藤沼からの行程では若いガイドの引率でしたが、よく気がつくガイドでした。
 車で奈良俣湖のダム資料館に寄り、水上駅で解散です。  この行程で同行者の指摘で気がついたのですが、まだ蕾の状態ですがクマザサの花がたくさん 見られました(残念ながら写真撮影に失敗)。ガイドの話では戦場ヶ原でもたくさん見られる とのことです。笹の花が咲くのは珍しいことで、実を結んで笹は枯れ、豊富な実を食べて野ネズミが異常繁殖する と言われていますが。ここではギンリョウソウが沢山見られました。以下花の写真の一部です。

オヤマ田代の手間の樹林帯でシャクナゲ

   タテヤマリンドウ

  片藤沼の草原でキンコウカ

  ヨツバシオガマ

   チングルマの実

  タカネネデシコ

  イブキジャコウソウ

ギンリョウソウ(銀竜草)のいろいろ

 上:ギンリョウソウの赤ちゃん(?)
   角はこれから成長して葉になるのか

 右上:やや茶色のギンリョウソウ なぜ色がつくのか

 

(笠ヶ岳 終わり)