八ヶ岳・硫黄岳

 2004. 8. 5.- 6.

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久しぶりの八ヶ岳、シラビソの森が懐かしい

まだ間にあった硫黄岳のコマクサ


 八ヶ岳を最初に訪れたのは12年前です。麦草峠から白駒池の道でシラビソの森に出会いました。 以後八ヶ岳は何回か歩きました。今回は3年振りの訪問です。
 八ヶ岳の東側から登るのは初めてです。小海線では小淵沢で霧雨、甲斐大泉から本格的な雨でしたが信濃川上から 先は空も明るくなり小海駅では晴れていました。余談ですが小淵沢駅では「名物は駅弁」と称し、いろいろな弁当が あります。

稲子湯から間もなくの林で、珍しいキバナミヤマオダマキ

 小海駅から稲子湯へのバスも千曲バスから町営に代わり、建設されたリゾート地にも寄りますので路線も変わって います。路線によって稲子湯より1kmほど上のミドリ池入口を通ります。
 稲子湯で下車したハイカーはたった5人、翌日の美濃戸口からのバスの乗客も少なく山は予想外に空いていました。
 稲子湯からすぐに登山道で林道を幾つか横切り沢沿いから山腹の道、そして昔の木材搬出用トロッコのレールが 断続して現れる緩やかな道が、シラビソの森の下に通じています。

ミドリ池としらびそ小屋、右奧に大きな新館がある

 最後低い尾根筋を越えると本沢温泉で今日の泊まりです。標高は全国で2位の温泉で創業120年、建て増しを重ねた 建屋です。宿泊客は30人程、親子連れは3組、中高年のグループが多いです。

硫黄岳から横岳方向の展望


 翌朝は快晴! 青空の中に白い半月がかかっています。ここから登りの山道です。夏沢峠には2軒の山小屋が向かい 合って建っていますが人気がありません。そのまま尾根道を登ります。樹林帯からハイマツ帯、途中ガレた道もあり ますが比較的楽な道で硫黄岳山頂に着きます。山頂手前にはケルンが幾つか見られますが冬季の目印でしょうか。
 広い山頂で左側は爆裂火口壁、右側が大ダルミです。これまで晴天でしたが東から次いで西からもガスがかかり視界 が悪くなりました。硫黄岳山荘に向かって下りますとコマクサの群生が見られます。

コマクサの群生

花期にはやや遅いのですが良く咲いています。ほかにも数種の花が見られました。
 硫黄岳に戻る頃は山頂も人が増えていました。

硫黄岳から下る岩場を振り返る、峻険に見えるが短い道

硫黄岳山頂からの下りです。山頂の東端から短い岩場を下りまと尾根に降り、赤岩ノ頭の下でオーレン小屋の 分岐に着きます。ここから赤岳鉱泉に下りますがすぐに樹林帯に入り急坂が続きます。数パーティと行き違いましたが この登りはきついと思います。ジョウゴ沢からは緩やかな道で間もなく小屋に着きます。丁度昼でしたので大勢の人が 休んでいました。小屋も前に泊まった時より大きくなっていました。美濃戸山荘に向かって沢沿いの道を下ります。 途中から車道になりますが、車道から折れる道を見損じて少し遠回りになりました。美濃戸山荘から美濃戸口までは うんざりする車道です。左手の林の中は別荘地になって数軒の家屋も見られました。これも数年前と変わっています。
 花の写真を示します。

メイゲツソウ 鮮やかでした

赤岩ノ頭近くで咲き残った
ミヤマキンバ

硫黄岳山頂付近
ウメバチソウ

硫黄岳の手前で シナノオトギリ


 左:八ヶ岳に多いトウヤクリンドウ、蕾が多く咲いているのは少ないのは未だ秋ではないからか。

 右:タカネヒゴダイ(高嶺平江帯)硫黄岳山頂で厳しい気候のせいか花茎のほとんどないのが多い。これは半分岩陰 で花茎が長かった。アザミに似ているが別種。

(終わり)