涸 沢 (長野県)

 2003.10. 5-7.

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話題の紅葉を尋ねて

ザイテングラード下斜面のダケカンバ


涸沢の紅葉は話題にもなり、TVでも放映されます。この有名な涸沢の紅葉を見に行きました。上高地ではまだ 青葉が多く心配したが横尾から登るにつれて秋が深まり、涸沢は丁度よい時期でした。

横尾谷の林は初秋の気配

横尾山荘の風呂で家内と一緒になった婦人は一昨年、昨年と同じ頃きたが紅葉には遅かったので今年は山荘に 電話で確認して紅葉の一番良い時期に来られたとのことです。
横尾の吊り橋は大きく改築され「横尾大橋」の柱がたっております。本谷橋も新設されていました。屏風岩の 裾を巡りまがら登ります。周囲の樹木が色づき、カールを見渡すところでは将に紅葉の季節でした。紅葉の シュンを狙って大勢の人が大きなカメラと三脚を持ってきております。山荘が混雑していることは言うまでも ありません。
しかし冷夏の影響でしょうか色が冴えないのです。でも涸沢カールの灰白色の砂礫の中に周囲の岩峰を背景に ナナカマドの赤は見事な景観です。

涸沢岳と右は涸沢槍

この日は涸沢小屋にザックを置いてザイテングラードの真下からヒュッテ近くまでゆっくり散策し秋の涸沢を 満喫しました。

小屋の同室の人に勧められ、翌日はパノラマコースを取り徳沢におりました。ヒュッテの後ろから登りますと ロープを張った岩場が何ヶ所かあります。ストックは早々に片づけました。登るにつれて木々の間から槍ケ岳が 少しずつ大きく見えるようになります。

屏風のコルから屏風の耳を望む

尾根に着くと少し登り少し下ります。ここが屏風のコルです。ここにザックを置いて屏風の耳に登ります。
ここからは穂高連峰が指呼の間のように見えます。続いて槍、遠く大天井から常念、蝶と起伏を繰り返して山脈が 続きます。快晴、無風、まことに心地よく、何時までも飽きない景観でした。

奧穂高

槍ケ岳

コルに引き返して徳沢への道を下ります。大きな谷間の右斜面を斜めに下り、樹木の茂った尾根と、その間の 白い大石のごろごろした谷間を幾つか越えてどんどん下ります。危険なところはありませんが急傾斜で歩き にくい道が続きます。
奧又白谷の道は涸れた沢伝いです。ここには砂防堰堤が造られ上高地で始めて見ました。自動車道がうんざり する程続いて新村橋に着きます。ここから徳沢まではすぐです。徳沢で弁当を食べ、一路上高地に戻りました。

涸沢から徳沢までのパノラマコースの標準時間は3時間55分ですが私達は4時間20分ほどかかりました。 狭い道ですから登山者が多いと行き交いで時間がかかります。
山小屋で昼食の弁当をお願いしました。両小屋とも@1,000.です。横尾山荘は3ケのクロワッサン、サラダ、 ジャム、ジュース、バターとカロリーメイトの詰め合わせで良かったと思います。涸沢小屋の弁当は岩魚の 甘露煮、缶詰の肉、煮豆など、これもいい味でした。涸沢小屋の夕食には鯖の煮付けが出ましたが山小屋では 珍しいと思います。横尾山荘のご飯には押し麦が少し入っております。これも山荘のこだわりでしょう。

もう一つの耳と後ろは常念

横尾山荘は前から風呂に入れるのが楽しみでしたが、今度行きましたら別棟にジャグジーの立派な風呂があり びっくりしました。
予約して行きましたので2段ベッドの部屋で楽々泊まりましたが和室を覗くと1組の布団に枕が二つです。 涸沢小屋では部屋名や食事時間を書いた宿泊カードは小屋のご主人の撮影されたを写真を印刷して記念としております。
今回の山行で言葉を交わした方で半数以上が関西からの方です。
それとヘリコプターの飛来が多いのに驚きました。全て各小屋への荷揚げです。景気がいいのでしょうね。
もう一つ気づいたことはガイドが多かったことです。一人から少人数のハイカーにガイドがついていました。

(終わり)